The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

ジーザス・熊と竜・スーパースター

 給料が入ったので調子に乗って久しぶりにDVDやらBDやらを購入。後は書店で見かけて思わず購入した本が一冊。
 購入書籍は「人喰い映画祭【満腹版】」。

人喰い映画祭 【満腹版】 ~腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド~

人喰い映画祭 【満腹版】 ~腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド~

 この中では「人が食べられてしまう映画」一般的に言うとパニック映画、モンスター映画の類がおよそ400本弱紹介されている。きちんと数えたわけではないが1ページに2作品紹介されてて大体200ページなんで、そのくらい。僕が見たことあるのはその内10分の一程度だろう。
 だって、もちろん有名作品もあるがそのほとんどはビデオスルー作品。大ヒット作品に便乗して製作され日本で売る際には紛らわしいタイトルとパッケージ。柳の下のドジョウ作品ばかりだからだ。もちろん低予算、無名俳優。
 そんな作品の方がむしろこの本の中ではメインなので見たこと無い作品がごろごろ。パッケージだけは派手なのでレンタル店とかでは一瞬見たくなるんだけど、一人で見ようと思うと意外に躊躇するんだよね。複数集まって笑いながら見るには良いんだろうけど。
 
 この中(ビデオスルー「人喰い」作品)で僕のオススメは「グリズリー」。ウィリアム・ガードラー監督の「ジョーズ」便乗映画でストーリーや設定はほぼ「山のジョーズ」といって差し支えないもの。「ジョーズ」の柳の下のドジョウ映画の中では比較的良く出来ていると思う(あくまでも比較的)。昔、TVで放送してたのを見たぐらいなんだけど。
 で、この映画の見所、というか聴き所はオープニングテーマをはじめとする楽曲。


 まるで文芸大作のような素晴らしいスコア!サントラ欲しいけど無いのかなあ。
グリズリー [DVD]
  
 後はまったくオススメでは無いけれど「ジュラシック・アマゾネス」は高校の修学旅行でアメリカに行った時、ホテルのTVで流れてたのを見た。当然字幕も吹き替えも無かったけど話を理解するのにまったく困らなかったし、そのチープさは丸分かりだった。全然歴史に残る作品とかではないけれど僕の個人史の中では思い出深い作品。

 
ジュラシック・アマゾネス [DVD]

ジュラシック・アマゾネス [DVD]

 
 もちろん、この本にはヒット作をはじめとする優秀な作品も多数紹介されている。でも凄いなあと思うのはこの本の筆者。全部ソフトを購入しているらしいのだ。僕なんかDVDが廉価で発売されるようになって「借りるより買う」がメインになってはきてるが、さすがにビデオスルー作品を自腹で購入する勇気なんてないよ。
 
 で、そんな自腹で購入したBDは手堅い2本。
 一本目は「モンティ・パイソン ライフ・オブ・ブライアン」。 ご存知、モンティ・パイソンの映画シリーズ。ローマ帝国支配下エルサレム。キリストと間違われたユダヤ人の青年ブライアン(グレアム・チャップマン)がローマ兵に書き取り練習させられたり宇宙船に乗ったりしながら最終的にゴルゴダで(キリストの代わりに)処刑になるまでを描く。
 日本人には単なる歴史コメディにしか感じられないがイギリスでは大問題になったらしく一部で上映中止になったりした(まだ見直してないので記憶があやふやだが確かブライアンが十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向かうキリストを手助けしようとしたら、キリストがダッシュで逃げてしまい代わりにブライアンが磔になる、というオチではなかったか)。
 ラストシーンの「Always Look on the Bright Side of Life(人生の明るい面だけ見ていこうよ)」(エリック・アイドル)は大好きな一曲で、もし僕が死んだら葬式では是非かけて欲しい曲だ。

 もう一本はクリント・イーストウッドの最後の出演作(とされている)「グラン・トリノ」。劇場で見た時の感想はこちら

小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!: グラン・トリノ 

 もう、こちらは何にも言うことない。とりあえず、見てくれ!

グラン・トリノ [Blu-ray]

グラン・トリノ [Blu-ray]

 それとまだ買うかどうか決めてないけど、凄く見たい!と思ったのがエミール・クストリッツァ監督のドキュメンタリー、「マラドーナ」。
マラドーナ [DVD]

マラドーナ [DVD]

 W杯効果って怖いね。
 
 残念ながら日本は敗れてしまったけど(よくやった!ご苦労様!)、まだまだ素晴らしい試合が見れるはずなので、夜更かしが続く!