2019年に観た映画①記憶も肉体も曖昧編
今年一推しマン太さん。
2019年ももう終わりということで、今年観た映画をまとめて簡易感想を書きたいと思います。今年はもう「ジョーカー」以外は単独感想がないので申し訳ない感じですが、一応覚えている範囲で書いていきます。数回に分けてなるべく年内に終われれば。まずは1月2月。順番は公開順であって自分が観た順番では有りません。今年もとりあえず週一ぐらいの割合では観れているので人並みには鑑賞しています。
・2019年1月
・2月
- メリー・ポピンズ リターンズ
- 劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>
- アクアマン
- アリータ:バトル・エンジェル
この辺りはもう今年だったか去年だったか勘違いするぐらい忘れているのもありますがなんとか記憶を奮い起こして。
・2019年1月
クリード 炎の宿敵
「ロッキー」シリーズ新章第2弾、前作の時には冗談で
次は是非、イワン・ドラゴの後継者と戦って欲しいですね。何ならイワンはまだ現役でもいけるんじゃないか、と。ドルフ・ラングレンはスライの横で頑張っているわけだし、あの人超絶いい人っぽいから頼まれたら断れないと思う。
父親越えの神話 クリード チャンプを継ぐ男 - The Spirit in the Bottle
とか書いたんですが、それが実現。ドラゴの息子とアポロの息子が対決。クリードは親の敵の息子と、ヴィクター・ドラゴは親の宿敵ロッキーの教え子と、というわけでそれぞれ因縁たっぷり。前作に比べるとぐっと娯楽度が増しました。イワン・ドラゴはもちろんドルフ・ラングレンで、ヴィクターの母親でドラゴ父子を捨てたブリジット・ニールセンも出演。イワンがソ連時代のチヤホヤされた経験があるのでちょっと国に期待をかけられるとのぼせちゃうのに対し、ヴィクターはソ連崩壊後の厳しい時代しか知らないのでそういうのに背を向けている描写などが新鮮ですね。「ロッキー4」はシリーズでも娯楽度が高いので地上波放送などは多く知名度は高いのだけどシリーズの中では実は結構異端の作品で、でも今回続編が作られたことでこの過去作もまたシリーズに馴染んだのではないかと思います。susahadeth52623.hatenablog.com
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「ドラゴン・タトゥーの女」の続編、と言っても出演者も監督も入れ替わった形(なので厳密には映画「ドラゴン・タトゥーの女」の続編かは微妙。同名小説の映画化と言ったほうが良いのかも。その原作もオリジナルのスティーグ・ラーソンのではなく、死後に受け継がれてデヴィッド・ラーゲルクランツによって書かれた作品。最初に「ドラゴン・タトゥーの女」の予告編を観た時には女性スパイアクション物と思ったりしたんですが、今回はその女性スパイアクションに近い作りだったと思います。
susahadeth52623.hatenablog.com
ミスター・ガラス
シャマラン劇場デビュー!作品はそれなりに見てますが、劇場で新作として観るのは初。すでに何度か見ていた「アンブレイカブル」の他にこのために「スプリット」も観て臨んだ。シャマランは毎回「驚愕の結末!」とか「ラストの大どんでん返し!」みたいな売られ方をすることが多いけれど、この人の物語のオチは映画や小説などを読んで物語に馴染みのある人なら大体途中で分かる感じなので、もうこういう売り方はやめたほうがいいと思う。普通に優れたストーリーテラーだとは思うので。
この作品はアメコミは好きだが素直に映像化してたまるか、というシャマランの意地みたいなものは感じられた。でも普通にコスチュームを着たヒーローとヴィランの物語だと思う。
きっかけは列車で、
— スー2世(コンピュータに弱い) (@susahadeth52623) January 28, 2019
(アンブレイカブルかな?)
主人公がいろんな人格になって、
(スプリットかも)
主人公は最弱。
(ミスター・ガラスだ!)
そして主演は佐藤健!
「仮面ライダー電王じゃねえか!」
バジュランギおじさんと、小さな迷子
インド映画。言葉の喋れないパキスタンのムスリムの女の子が親と離れて辿り着いたのはとにかく人がいいバジュランギおじさん。熱心なヒンドゥー教徒の彼は周囲の反対も押しのけ女の子を親の元へ届けようと決意するのだった。その行為はインドとパキスタンの両方で大問題となるが。
良かったです。
ダリオ・アルジェントの1977年の代表作ホラーのリメイク。オリジナルはだいぶん前に見たことがあったものの詳細は忘れている状況で鑑賞。70年代のベルリンを舞台にバレエ名門校に入ったアメリカ人スージーに次々と不思議な事態が襲いかかる。
まず70年代が舞台の作品だが、ただそれだけでなく実際に70年代に撮影されたような作品という印象を持った。それはエンドクレジットまで一貫していて、お陰でクレジットの最後に出てくる「amazon」のロゴがちょっとした台無し感でありました。
ティルダ・スウィントンが一人何役もこなしていて、ちょっとしたエディ・マーフィー状態だが、実は主要人物の一人であるクレンペラー医師(初老の男性)がティルダ・スウィントン(ルッツ・エバースドルフ名義)だとは最後まで気づきませんでした!
ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ
「仮面ライダービルド」の主人公の一人仮面ライダークローズこと万丈龍我の物語。テレビの物語のその後、新世界に取り残された二人の物語。「Vシネクスト」と呼ばれるすぐにソフトリリースされることを前提とした限定公開作品。脳筋万丈が主人公だけにわりと分かりやすい筋立てになっています。敵ライダー仮面ライダーキルバスがなかなか格好良い。
・2月
メリー・ポピンズ リターンズ
ディズニーの傑作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」のなんと54年ぶりの続編。劇中経過時間は25年ほどだが、もちろん当時の出演者が同じ役で出れるわけもなく全面的に入れ替わっています。基本はミュージカルの楽しい物語だけど意外と前作未見の人にはキツい作りだたりするので半世紀以上経ってから作られた続編としてはちょっとつらいかも。これまで運命やタイムトラベラーやタイムリープに翻弄される役が多かったエミリー・ブラントさんがついに運命や時間を操る側に回った記念すべき作品です。
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劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>
今年は「シティーハンター」イヤー!このアニメ映画新作に始まり、フランス製実写映画も公開されました。キャストはもちろん神谷明に伊倉一恵。そこにTVシリーズではまだ新人だったため名もないやられ役などで出まくっていた山寺宏一が敵役として出演してます。
舞台は漠然と現代の新宿で、ガジェット等は今の最新のものですが(新宿駅の伝言板がAR仕様に)、物語の時代的にはアニメ「シティーハンター2」の後ぐらいだと思われます。
これね、物語のジャンル的には「ミッション:インポッシブル」とかゲームなら「MGS」とかが比較対象だったりするんだろうけど、映画全体としては「ボヘミアン・ラプソディー」こそがライバルだと思いますね。始まってすぐに流れる過去のTVシリーズの主題歌たち。30年経っても格好良さが変わらないです。そして最後はもちろんTM NETWORK「Get Wild」に「Still Love Her」!満足です。
アクアマン
DCEUはMCUの後を追っている形なので、ダークサイドとかブレイニアックとかが映像化されてもマーベルのサノスとかウルトロンとかの真似と思われてしまう可能性もあると思うのだけど(コミックスではDC側のほうが登場は先)、そんなDCもアクアマンだけは同じ海洋ヒーローであるマーベルの「サブマリナー」に先んじて映画化(こちらはコミックスはサブマリナーの方が先)。どうみてもサモア系プロレスラーにしか見えないジェイソン・モモアという適役を迎え明るいDC路線の傑作となりました。話自体はMCUの「マイティー・ソー」とか「ブラックパンサー」のようなありがちなお家騒動ものでは有るんだけれど何しろキャラが魅力的。その中でも個人的おすすめはなんといってもブラックマンタです。 わざわざアトランティス製の超兵器を分解してDIY、あの独特な造形に仕立てるセンスが最高に格好良い。最近のアメコミの「コミックスのデザインをわりとそのまま実写映画に出して、でも違和感ないどころか格好いい!」というのの現在のところの最高峰だと思います。
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日本の漫画木城ゆきとによる「銃夢」の実写映画化。「銃夢」は中学高校ぐらいの頃に友達に借りて読んでいたが、最初の方だけで今はどうなっているのやら、という感じ。その序盤の物語も程よく記憶が曖昧になっている状態で鑑賞。製作はジェームズ・キャメロンで監督はロバート・ロドリゲス。まごうかたなきキャメロン印の「強い女映画」ではあったが、クズ鉄街の描写なんかはロドリゲスの色も強い気がする。続編はなさそうね。
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さて次は3,4,5月あたりを。ちょっとづつ記憶が鮮明に!