ONE PIECE FILM STRONG WORLD
てなわけで、初日に観て来ました「ワンピース ストロング・ワールド」。
えっと、僕は原作のほうは大ファンですがアニメのほうはそれほどでも。劇場版見たのも初めてだし。なのになぜ、公開初日に観に行ったのか?
・・・そうだよ!劇場で配布されるゼロ巻が欲しかったんだよ!悪いか!
↑第ゼロ巻と最新56巻。
なんで、作品そのものは二次的な目的なんだけど、それだけじゃない。
今回は原作者の尾田栄一郎が製作総指揮という形で関わっていること。それに伴って今回はパラレルワールド的な特別編ではなく原作ともリンクしたものになるとのことで、劇場で見てみようと思ったわけ。
巻零はジャンプでも掲載されてたのでネタばれするけど、これを呼んでいると何で今回の敵、金獅子シキがなぜ東の海(イースト・ブルー)を標的にしたのか分かる。
本編はさすが劇場版とでも言うべき豪華さで映像がテレビと段違いなのは素晴らしい。ドラマやテレビアニメを劇場版にしたときに生ずる日本映画特有のもっさり感というか独特の間*1は健在だがアニメのオリジナルシリーズにありがちな原作との違和感は無い。その辺はやっぱり原作者が直接関わってるせいもあるだろう。過去の「キン肉マン」とか「聖闘士星矢」とかのオリジナル劇場版とかは違和感が凄かったから。
後は普段は着たきりなメインキャラたちがふんだんに服装を変えるのは楽しい。特にニコ・ロビン。かなりキュートな格好を見せてくれます。
話はおそらく「スリラーバーク編」と「シャボンディ諸島編」の間に位置すると思われる。一部情報でルフィ達が東の海に戻る、とあるけどそれはガセ。要注意。
後はゲスト声優として北島康介と皆藤愛子が出てたらしいけどほとんど気づかなかった。北島は魚人の海賊。皆藤は海賊たちの宴会のウェイトレスらしい。まあ、これぐらいならいいかな。基本的にタレントを起用するのは反対だけど、これは許容範囲。シキ役の竹中直人はゲストと言うには出ずっぱりだけど、まあこれはいい仕事したかな。
残念と言うか少し物足りない点は海賊物というよりヤクザの出入りに近いラストの討ち入りバトル。
この冬はほかに「仮面ライダー」と「シンケンジャー」の劇場版も観に行く予定なので子供にまぎれて楽しむよ!
でも、今回は明らかに子供より大人のほうが多かったよ*2。