酒は飲んでも飲まれるな! お酒映画ベストテン!
乾杯!
というわけでワッシュさん(id:washburn1975)さんの恒例企画です。今回すっかりチェックを忘れていて、先ほど気づきました。そして締め切りは今日まで!なので突貫ではありますが参加したいと思います。
今年は「お酒映画ベストテン」!最近はジャニーズ人気グループの一人が酒に酔って未成年にキスを強要したとして大騒ぎになり、それに伴う喧々諤々の状態ですが、この企画が発表されたのは4月の16日なのでその事件とは関係ない模様です。
僕自身はお酒はほとんど飲めず、飲み会などの場では最初に一杯程度、後はソフトドリンクでというレベルです。日本人は基本的にお酒が弱いのですが、僕はその中でもすぐに顔に出るのであんまり強要されるということもなかったですね。むしろすぐ心配される感じ。なのでお酒での失敗も家に帰ってトイレまで間に合わずに玄関でゲロぶちまけた、というのが最初にして最後、最大の失敗だったと思いますがこれももう10年以上前のこと。
最近は「酒は百薬の長」などというのもほぼ嘘(というか元々の意味が本当に薬になる、という意味ではなかったという説も)と言われていて、酔って気持ちいい以外は身体的には害しかないそうです。まあ他人に迷惑をかけなければ良いとは思います。先ほどの芸能人の事件でもしきりに「酒は悪くない。人が悪い」とか言われてますけど、もちろん個人が悪いのは大前提でその上で「やっぱり酒だってちょっとは悪いんじゃねえの?」とは思います。
さてそんなお酒にまつわる映画ベストテン。自分が飲まないので、あんまり印象に残る映画の飲酒シーンってパッとは思いつきませんでした。特に男女がお洒落なレストランでワイングラスを傾けて・・・・・・みたいなのは全然。なので苦労はしたのですがとりあえず思いついたのを。
- 大脱走(1963年 ジョン・スタージェス監督 米)
- シンクロナイズドモンスター(2016年 ナチョ・ビガロンド監督 カナダ/スペイン)
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー(2011年 ジョー・ジョンストン監督 米)
- ホビット思いがけない冒険(2012年 ピーター・ジャクソン監督 ニュージーランド/米)
- ロード・オブ・ザ・リング王の帰還(2003年 ピーター・ジャクソン監督 ニュージーランド/米)
- ドランクモンキー酔拳(1978年 ユエン・ウーピン監督 香港)
- 酔拳2(1994年 ラウ・カーリョン監督 香港)
- ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!(2013年 エドガー・ライト監督 英/米/日)
- ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年 トッド・フィリップス監督 米)
- クロウ/飛翔伝説(1994年 アレックス・プロヤス監督 米)
もう完全に思いついた順ですね。劇中で何が飲まれているかは説明されてるのもあると思うんですが、ぱっと思い出せないのでそれは適当に。主にビールとウィスキーが中心だと思われます。それではそれぞれ簡単に解説。
- 大脱走(1963年 ジョン・スタージェス監督 米)
ご存知脱走映画の金字塔。劇中スティーブ・マックイーンら数少ないアメリカ人3人が独立記念日に備えてじゃがいもから酒を作るシーンが有ります。この時の3人が試飲する様子が本当に美味しそう。この後他の捕虜たちにも酒を振る舞い(大多数のイギリス籍の兵士に対して独立記念日ということで「イギリスクソ食らえ!」といって酒を注ぐのが粋ですね)、直後の悲劇を際立てます。史実ではこの独立記念日を祝うエピソードは別の捕虜収容所でのことらしいですが、印象深いシーンです。ちなみにお酒は飲めない僕ですが「密造酒作り」には心惹かれるロマンを感じますね。
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- シンクロナイズドモンスター(2016年 ナチョ・ビガロンド監督 カナダ/スペイン)
わりと最近の作品が第2位。女性のダメ人間が主人公という珍しい映画(自分はあんまり見たことない)。酒によって韓国の都市を破壊する!もう一人(の怪獣)も酔っぱらいで最低だ!
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー(2011年 ジョー・ジョンストン監督 米)
マーベルで酒というとアイアンマンことトニー・スタークのアル中エピソードが思い起こされますが、映画のMCUの中では特にその辺は触れられず、「アイアンマン2」におけるパラジウム中毒のシーンで代用している模様。なので「アイアンマン」ではなく「キャプテン・アメリカ」を。このシリーズ第1作はMCU全体の時系列としても最初の方を描いた作品であり(神話時代などを含めればもっと遡る描写はあるが一本の映画としては一応最初の物語)、今となってはどこか牧歌的な印象もあるこの作品。劇中では二度ほど印象的な飲酒のシーンがあります。最初はスティーブが超人兵士になるための実験を受けるその前の晩にアースキン博士と語らうシーン。ここでは微笑ましいながら乾杯だけして実験直前にアルコールはダメ!と飲ませてもらえませんね。もう一つはバッキーを失い自分の無力を知ったキャップが一人やけ酒を煽るも、もう酔えない身体になっているので全然意味が無い、という超人兵士になった者の悲哀を感じさせるシーン。他にも幾つかお酒のシーンが有ります。
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- ホビット 思いがけない冒険(2012年 ピーター・ジャクソン監督 ニュージーランド/米)
- ロード・オブ・ザ・リング王の帰還(2003年 ピーター・ジャクソン監督 ニュージーランド/米)
この2本は両方共中つ国の酒飲みをご紹介。「ホビット」の方ではドワーフたちの豪快な飲みっぷりが、「ロード・オブ・ザ・リング」ではホビットたちの愉快な飲みっぷりが堪能できます。最後の「王の帰還」のラストのホビットたちの飲み会は大冒険を成し遂げて成長した者達のちょっとしんみりした様子もいいですね。
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そしてジャッキー・チェンの2本。多分この「酔拳」とこの後の「ワールズ・エンド」「ハングオーバー!」の3本は多くの人のベストテンに登場するかと思われます、僕も結局外せなかった。酔拳は特に決まった流派があるというわけでなく一説には「水滸伝」の豪傑行者武松が最初ともいわれています。実際の酔拳は「形は酔っても意は酔わず」ということであくまで酔っぱらいの先が読めない意表をついた動きを拳法に用いるのが本意であって、実際に酒を飲んで戦う拳法ではないのですが、映画ではそれでは面白くないので実際に飲んじゃいますね。「酔拳2」の方では工業用アルコールを飲んで戦ったりします(ありゃ?メチルアルコールって飲めないのか)。酒の恐怖も描いている!
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- ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!(2013年 エドガー・ライト監督 英/米/日)
エドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロストといったおなじみの面々によるパブはしご映画。なんか最後の方どんなんだったかもう覚えていないけれどお酒が飲めたらもっと面白かったんだろうなあ、と思う映画でした。
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- ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年 トッド・フィリップス監督 米)
バチェラー・パーティーで羽目をはずすのは危険!
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2の方の感想です。
- クロウ/飛翔伝説(1994年 アレックス・プロヤス監督 米)
最後はこちら(1点狙い)。ジェームズ・オバー原作、アレックス・プロヤス監督によるダークヒーロー映画。ブルース・リーの息子、ブランドン・リーの最後の映画でもあります(この映画の撮影中に銃撃を受けるシーンで実際に実弾がこめられていて死亡。足りないシーンをすでに撮影済みのシーンからCG合成して完成させたことで話題となった)。あんまりろくな飲み方が出てこないですが、ひときわ印象深いのはTバードたちが酒を飲むときに一緒に銃弾を飲み込むシーン。火薬そのものはちょっと美味そうな気もしますがシェル込で飲むのはちょっと理解の外でありその分悪党たちの狂気さ、不気味さが発揮されていますね。
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というわけで「お酒映画ベストテン」でした!突貫で書いたので乱雑ではありますがご容赦を。酒は程々に!
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昨年のベストテン企画はこちら。
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