The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

クロニクル・ミーツ・ブレックファスト・クラブ!パワーレンジャー

 前回の「キン肉マン総選挙2017」の記事を書いた割と直後、はてなダイアリーからアクセス解析機能が削除されました。まあもうあんまりアクセス数などは気にしていないのですが(全盛期に比べると更新数が減ったこともあり大分アクセス数も減りました)、それでも全く反応が分からなくなるのは意外とやる気に直結していて、見れないと逆に気になる。時々パーンとアクセス数が膨れ上がることとかもあってそういう時はだいたいどこかで過去に感想書いた映画が放送されたりした時なのですが、例えばTVで長谷川博己が「ピラニア3D」に言及したらしく、それでアクセス数が爆発したなんてこともありました。

 そういうわけで無きゃ無いで困るので、Google Analyticsなる機能も試してみたんだけどなんだか上手くいかなくて、それで、思い切ってブログを「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に引っ越しすることにしました。「小覇王の徒然はてな別館」と同時に存在するんじゃなくてリダイレクトというやつで今後は全部新しい方に移動する設定にしましたので全引っ越しですね。

 で、新しいブログタイトルは「The Spirit in the Bottle」としました。以前に旧ブログ「小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!!!」引っ越しの際にも書きましたが、元々はジャンルごとに2つのブログを使い分けるつもりで「別館」と題しましたが、結果はてなダイアリーの方のみに注力することになりました。「小覇王の徒然はてな別館」という名前に愛着がないわけでもないですが、思い切って大幅変更!この「The Spirit in the Bottle」はドイツのお伽話が由来です。まあまだまだマイナーチェンジすることもあるとは思いますが、今後は「The Spirit in the Bottle」でよろしくお願いします。

 というわけで心機一転最初の記事はもう公開終わって久しい「パワーレンジャー」です。

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物語

 アメリカの地方都市エンジェル・グローブ。アメフトの選手として将来を嘱望されていたジェイソンは不祥事から選手生命を絶たれ補習を受けることに。そこで知り合ったのはビリーとキンバリー。ビリーをいじめから守ったことで親しくなったジェイソンはビリーの頼みで一緒に町外れの金鉱跡に遺跡発掘に行くことに。そこにはキンバリーの他に転校生のトリニー、不良のザックもいた。ビリーの爆破によって現れたのは謎の5色のメダル。それぞれが手にとったところで警察が集まり、5人はパトカーを振り切ろうとして貨物列車に激突していしまう。

 気づくと自宅にいるジェイソン。怪我もなければその後の記憶もないが、超人的な身体能力を手に入れたことに気づく。再び鉱山に集まる5人。常人をはるかに凌ぐ跳躍力などを堪能するが、渓谷の奥底に謎の遺跡を発見。そこにいたのはアンドロイド、アルファ5。アルファ5は肉体を失った過去のレッドレンジャーゾードンを意識だけ蘇らせ、5人に新たなパワーレンジャーとなるように要請する。過去にゾードンらパワーレンジャーが宇宙の平和を守っていたが、レンジャーの一人リタ・レパルザの裏切りによって壊滅、ゾードンは自身の力と引き換えにリタを封印した。しかし再びリタが蘇ろうとしており、そのために新たなパワーレンジャーが必要なのだ。力を使いこなさなければレンジャーのスーツは装着できない。5人のパワーレンジャーとしての特訓が始まった。

 ご存知日本の誇るスーパーヒーロー実写ドラマ「スーパー戦隊」シリーズのアメリカ版。この作品は1992年の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」をもとにした「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー 」のリメイク作品。コンセプトは継承しつつリアリティも重視し日本のスーパー戦隊とも従来のTVシリーズの「パワーレンジャー」ともまた違った趣の作品となった。

 僕が最初に「パワーレンジャー」の存在を知ったのは1996年頃だろうか。バイト先のレンタルビデオ店に入荷したのを見たのが始まり。もちろんそれ以前から情報自体は知っていたと思う。「ジュウレンジャー」の方は正直もう中学校に入っていて、大ぴらにこの手の番組を見るのは恥ずかしい年頃だったのでリアルタイムでは見たり見なかったり。ただその前のトレンディ戦隊「鳥人戦隊ジェットマン」が割りと大人向け路線だったのに対してファンタジーの低年齢向けに戻した作品で日本でもシリーズ中興の祖と言って良いだろう。巨大ロボットがロボットそのものではなく意思を持った神様、という設定になったことでこの後の設定の幅が大きく広がった。また後述するが追加戦士が登場しその後の定番となったのもこの「ジュウレンジャー」から。

 そんな「ジュウレンジャー」を元にした「パワーレンジャー」だが基本的にアメリカオリジナルの物語・設定で、特撮部分を流用して作ると言う形をとった。後続のシリーズでは日本のオリジナルの設定を極力そのまま使用して作品を作るようになったが、この時点では特撮部分以外はほぼ別物と言っていいだろう。ただ、第一話を見た時は結構衝撃だった。多人種で構成される戦隊(日本では男性だったイエローが女性になっていたりもする)、テンポが良くなって話がぐんぐん進む展開。そしておそらくアメリカではあまり馴染みのないであろう実写の巨大ロボ。「これはヒットするわ」と思ったものである。

 日本のスーパー戦隊との大きな違いはシリーズが基本的に全部つながっていることで、日本では「電子戦隊デンジマン」と「太陽戦隊サンバルカン」、それまでの全部の作品とつながっている設定の「海賊戦隊ゴーカイジャー」以外は基本的には一作で完結。のちに「VSシリーズ」なども作られるがあくまでイベントという感じで独立している(最近はそうでもないのだが)。「パワーレンジャー」は全部がつながっていて、特に最初の「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」から1998年の「パワーレンジャー・イン・スペース」までは明確にドラマが連続する一大スペースオペラともなっていて、キャストも一作きりではない。

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 そんな「パワーレンジャー」は過去に2回映画化されていて、一作目「パワーレンジャー・映画版」はTVシリーズとは同一キャストによるがパラレルな物語。復活した悪の権化アイバンウーズを倒すためにレンジャーたちが奮闘する(劇中でカクレンジャーっぽくなる)物語で、のちにTVシリーズでもこの映画版に相当するエピソードが作られた。

 もう一作は「パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー」でこちらは明確にTVシリーズの「パワーレンジャー・ジオ(オーレンジャー)」と「パワーレンジャー・ターボ(カーレンジャー)」の間をつなぐ物語でここで登場した敵キャラクターはそのままTVシリーズでも登場した。

 今回は1作目の「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」のリメイク。5人の名前や役割もかなり忠実に受け継いでいる。最初の「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」は5人が高校に通うティーンエイジャーというのが「ジュウレンジャー」との大きな違いで(日本ではすでにターボレンジャーで高校生戦隊が実現しているがジュウレンジャーは十代どころか古代の人)、アメリカらしく多人種構成となっていた。いわゆるPCに配慮した作品の先駆けといえるかもしれないが、当時は今ほど洗練されておらず、わりと不自然だった*1が、その辺もシリーズを重ねるごとに洗練されていって、黒人やヒスパニック系のレッドも誕生している。

 最初にティーザーを見た時はまるで「クロニクル」みたいだな、という雰囲気でとても暗め、およそ「パワーレンジャー」とは思えない感じだったが、後続の予告編で徐々に内容が明らかになるにつれて、「アイバンウーズが出てくる最初の映画版とあんまり変わらないんじゃないか?」と思ったりもした。実際に脚本の一人マックス・ランディスジョン・ランディスの息子!)は「クロニクル」の脚本家。他にもアシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステイツは「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の脚本家コンビだったりしてスーパーヒーロー映画としてキャリアのある人物が参加している。

  この映画を観るときに大きく2つの見方があると思っていて、日本のスーパー戦隊がハリウッドで映画化!という日本の特撮を下敷きにして観る見方や、すでに「パワーレンジャー」シリーズを知っていて、そのTVシリーズとどのように差別化しているのか?というのを確認する見方。そして、全くの初心者として観た時にどう評価するか。僕の場合、後者の見方は出来ないわけだけど(スーパー戦隊はもちろん、パワーレンジャーもある程度新作はチェックしています)、それでも従来のスーパー戦隊パワーレンジャーとは大分異なる作りをしていることは分かるし、逆に従来のもののパワーアップ版を期待すると肩透かしを食らうと思う。

 実は最初のパワーレンジャーはすでにTVシリーズのほう「パワーレンジャー・メガフォース」と「パワーレンジャー・スーパーメガフォース」で実質リメイクされている。この2作はスーパー戦隊での「天装戦隊ゴセイジャー」と「海賊戦隊ゴーカイジャー」にあたるが天使と海賊というアメリカではあまり向いてない題材だったのか、最近のパワーレンジャーとしては大幅に日本版と設定を変えてきていて、ゴセイジャーにあたる5人は高校生となり、最初の「パワーレンジャー」を思い起こさせる高校学園モノとなっている。「スーパーメガフォース」はそのままメガフォースの5人が新たにパワーアップした姿、言ってみればこの作品はシリーズ最初の作品をリメイクしつつ、(ゴーカイジャー同様過去のレンジャーにチェンジするので)、集大成ともなっている作品。今回の映画はいわば二度目のリメイクだ。

 

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  レンジャーたちは特に(日本では)名を知られていない新人たち。名前はオリジナルそのままに、でも各所属するグループの理想的なトップクラスが何故か仲良し5人組だったオリジナルと違って、異なるグループに所属する(そしてそこからもドロップアウトした)各人がなぜ出会い、共に戦うようになったかを描く。「クロニクル」ミーツ「ブレックファスト・クラブ」。オリジナルとは人種設定も変えてあり、レッドとピンクこそそのまま(白人)だが、ブルーは黒人、イエローはインド系、そしてブラックが東洋人(中国系?)となっている。ブルーであるビリーが「黒のほうが良かった」みたいな事を言うシーンもあるが、オリジナルの東洋系はイエロー、黒人はブラック、というまんまだったところからは脱却している。

 各レンジャーのスーツは基本的に(特にヘルメット部分は)ジュウレンジャーの物を踏襲しているが、印象はだいぶ違う。最初の劇場版の時もジュウレンジャーのスーツを鎧にアレンジした感じだったが、今度はもっと生物的なアーマーという感じか。実際装着シーンも日本の変身シーンのような転送されて着装!というよりスライム的な物質が徐々に体全体を覆っていく、というスパイダーマンのシンビオート(ヴェノム)っぽい感じ、やっと変身できたぜ!という苦労に見合った感動はあるが、格好良く変身する爽快感は少ない。

 アクションシーンもいわゆる怪人はリタと戦闘員のゴーレムしか登場せず、そのゴーレムはCGによる岩石モンスターとい感じなのでTV版のような爽快感は薄め。

 ただそういうアクションシーンでのTV版の踏襲、様式美の部分はあえて封印しているように感じた。個人的には序盤から中盤にかけての「クロニクル」や「ブレックファスト・クラブ」的な部分が割りと刺さったので、この雰囲気を最後まで保持するには必要な演出だったと思う。

 ブルーレンジャーの役名はビリー・クランストンだが、このクランストンという姓はオリジナルから受け継がれていて、名の由来はブライアン・クランストンブライアン・クランストンはオリジナル当時、怪人の声を幾つか担当していて、今回はついに司令官(そして元レッドレンジャー!)役へと大出世!ゾードンはオリジナルでは巨大なチューブの中に投影される巨大な顔、という状態だったが(多分モデルは「オズの魔法使」のオズの大魔法使い)、今回は壁から3Dのように出てくる。冒頭ではレッドレンジャーだった時のレンジャー姿やその正体である異星人としての姿も出てくる。このゾードンも最初は自身が肉体を取り戻すために若者たちを利用する、という側面もあるのだが、最終的にジェイソンたちを認め、自身でなく彼らのために協力するようになる。

 シリアスな雰囲気が全体を占めるが、その中でのマスコット的というかユニークな一面を担当するのがアルファ5。碁を嗜む人口知能…ではなくゾードンに替わりパワーレンジャーとなる若者たちを直接指導するアンドロイド。このキャラクターが一番オリジナルとの解離が少ないキャラかも知れない。アイヤイヤイヤイヤー。

 スーパー戦隊パワーレンジャーを他のスーパーヒーロー作品と隔ていている大きな要素が巨大ロボ戦、パーワーレンジャーでいうところのメガゾードなのだが、こちらは以前の映画版に続きCGで描かれている。映画版では「カクレンジャー」の隠大将軍がCGとなって登場したが、やけにメタリックで過渡期とはいえデザインも動きももっさりしていて正直魅力的ではなかった。今回は基本的な意匠はオリジナルのメガゾードバトルモード(大獣神)と同様だが、あえて人が入っていないことを強調するデザイン。正直おもちゃになることを考えた場合はあまり魅力的ではないけれど、映画の中では良かったと思う。

 ここのゾードは特に元となる動物の造形にこだわってはいないようでトリケラトプスが6本足になっていたり、プティロダクティルスは普通に戦闘機という感じ。特にマンモス(マストドン)は鼻に当たる部分は角のようになっていて、6本足で黒光りしているのでマンモスというよりカブトムシのゾードという感じ。もうちょっと元のモデルとなる動物に似ていたほうが良かったかなあ(設定的にはそもそも地球外の生物に似せて作られたゾードなのかもしれない)。この辺はトランスフォーマーに比べるとちょっともったいないです。

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 敵となるリタ・レパルサはエリザベス・バンクス。このリタ・レパルサこと魔女バンドーラこそ日本の、そして世界のヒーロー史上特筆する悪役で、特撮部分のみの流用でキャストは総とっかえだったパワーレンジャーにおいてなお、唯一演じた曽我町子のシーンがそのまま使われ、英語吹替も行い、なんなら新規シーンさえ撮り足したという伝説の悪役である。ちなみに曽我町子は「電子戦隊デンジマン」でベーダー一族の首領、ヘドリアン女王を演じているが、このヘドリアン女王のデザイン上のモデルとなったのがマーベルコミックスマイティ・ソー」のヘラで、今度の新作「マイティ・ソー バトルロイヤル」でヴィランとしてケイト・ブランシェットが演じますね。この辺の日米で影響しあってる感じとても興味深い。

 曽我町子のリタ・レパルサはさすがに途中から若返ったということで別の役者に変わってしまうが、最終的に「ミスティック・フォース(魔法戦隊マジレンジャー)」のミスティックマザー(天空大聖者マジエル)は善の魔術師になったリタ・レパルサということで曽我町子が演じている(日米共にこれが曽我町子の遺作)。

 オリジナルのリタ・レパルサはゆったりとした衣装に身を包んだ年配の魔女として描かれているが、本作ではもっと身体にフィットしたスーツを着ている。あるいは今回のリタ・レパルザは元グリーンレンジャーでゾードンら他のパワーレンジャーを裏切ったという設定(これは本作独自)なので、そのスーツは元を正すとレンジャーのスーツと同様なのかもしれない。

 どちらかというその姿はシリーズではこの後に出てくるディバトックスやアストロネマ、トラキーナといったパワーレンジャー独自に作られた女性幹部に近い。今回は一回限りの作品ということもあり毎回怪人を送り込むのでなく、直接レンジャーとやりあうから、という部分もあるだろう。エリザベス・バンクスはこういうコミック的な役柄を嬉々として演じる姿が素晴らしい。リタ・レパルサそのものは人気キャラクターなので今後もしシリーズが続けば再び登場することもありえるだろう。

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 映画は一応単独で完結するが、多少続編への含みはあって、敵側ではゼッド卿(ロード・ゼッド)の存在を匂わせ、レンジャー側ではトミー・オリバーがエンジェルグローブ高校に転入してきた(登場はしない)と知らせて終わる。続編ではゼッド卿が登場し、リタの復活とグリーンレンジャーをめぐる物語になるのだろうか。

 ご存知のようにオリジナルの「パワーレンジャー」は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」がもととなっていて、そこでの追加戦士ドラゴンレンジャーの出演は数回に過ぎない。しかし「パワーレンジャー」の方はシリーズの最初から追加戦士が登場し、絶大な人気を誇ったためちょっと日本とは違った展開を迎える。日本では5人(作品によっては3人とか)の集団ヒーローで全員が主人公ともいえるが一方でその中でも中心となるメンバーはやはりレッドだ。必ずしもリーダーではないが*2主役的存在はレッドである。パワーレンジャーでもジェイソンが一応主人公的立ち位置なのだが、まだその認識が確立される前にグリーンレンジャー=トミーが絶大な人気を得てしまったために必ずしもレッドが中心じゃなくてもいいんじゃないか?という感じになってしまった。これはシリーズが続きトミー自身がレッド(オーレッド)になるまで続くこととなる。

 ちなみにジェイソン・デヴィッド・フランク演じるトミー・オリバーはシリーズの中でグリーンレンジャーを始めとしてホワイト(キバレンジャー)、レッド(オーレッド、レッドレーサー)、ブラック(オアバレブラック)となっているのであともう一色何か演じれば一人戦隊が可能。「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウバードか「宇宙戦隊キュウレンジャー」のホウオウソルジャーあたりで是非トミー・オリバーの復活を願う。

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  そして、ジェイソン・デヴィッド・フランクとキンバリー役のエイミー・ジョー・ジョンソンは今回の映画にもゲスト出演しています。この二人は(劇中で)恋人同士となり、シリーズが続く中で別れてしまったが、今でもパワーレンジャーシリーズ全体でのベストカップルだろう。


Power Rangers Official Trailer #1 (2017) Bryan Cranston, Elizabeth Banks Action Fantasy Movie HD

 もうすでに公開は終わってしまったのでソフト待ちの状態だと思うけれど、意外と普通に青春モノとしてよく出来ています。逆にハリウッドでパワーアップした戦隊物、という期待が過ぎるとちょっと物足りないかな。でも予想した以上によく出来ていて個人的には満足です。日本のスーパー戦隊、TVのパワーレンジャー、ともどもこの劇場版シリーズも見守っていきたい。

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*1:同時期の同じ手法で制作された「マスクド・ライダー(仮面ライダーBlack RX)」により顕著で、主人公が居候する家庭が白人の夫と東洋人の妻、黒人の息子という構成だったりする

*2:カクレンジャーではホワイト=鶴姫が女性リーダーでかつ最年少、メガレンジャーではブラックが部長=リーダー、タイムレンジャーではピンク=ユウリがリーダーである。ただカクレンジャーは(あえて言うならシンケンジャーの姫レッドも)血筋重視だし、逆にタイムレンジャーは西暦3000年の未来からやってきた人なので現在を基点とする戦隊ではまだ女性リーダーはいない、ともいえる。一方悪の組織の女性進出は著しいがそれはまた別の話