The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

世紀末を疾走せよ!! マッドマックス1、2轟音上映


 うぉおおお!!!V8インターセプター!!!

 ジタバタするなよ!世紀末がくるぜ!
 というわけで、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の公開もあと少し。私小覇王のこよなく愛する映画「マッドマックス」シリーズの最新作が公開間近!すでに観た人の間でも絶賛の嵐!そしてそれに合わせて旧作の方も再び注目を集めています。
 6月の金曜は「マッドマックス」ということで昨日6月5日はテレビ東京午後ロードで「マッドマックス」を放送!そして次週12日は「マッドマックス2」!再来週19日は「マッドマックス サンダードーム」と続き20日の「怒りのデス・ロード」へ!AKB総選挙なんて見てる場合じゃねえ!!(毎年AKB総選挙見ながらブログ書いてる気がするなあ)
 まあ僕はDVDをBOXで持っていて、以前放送された「午後ロード」版も保存していて、ついにはそれに飽きたらず、blu-rayBOXも買っちゃったんですが、ところがお客さん!また映画公開に合わせて出るんですよblu-rayBOXが!しかも、そこの「マッドマックス2」には過去の山寺宏一版(テレビ朝日版、午後ロードで放送されたのもこちら)に加えてTBS版である鈴置洋孝版マックスも収録されるとか。そしてなんと!新規収録された安原義人版の「2」と「サンダードーム」も収録されているのです!ヒャッホウ!まあ、ぶっちゃけ「2」はマックスのセリフは少なくどちらかと言うとヒューマンガス(麦人)やウェズ(若本規夫)のほうが馴染み深かったりするのでそこら辺が変わっちゃったらちょっと微妙ではあるのですが、「サンダードーム」は純粋に喜びたい!「マッドマックス トリロジースーパーチャージャー・エディション」6月17日発売です!買っちゃおうかなあ…

 そして昨日は新宿はピカデリーで「マッドマックス1&2轟音上映」という物がありました。僕は「2」は一応名画座的なもので劇場で観たことはあるんですけれど、何しろリアルタイムではまだ物心もつかぬ頃の作品、基本的には自宅で楽しむ作品でした。だから、新作もさることながら、旧作が再上映されるならぜひ観たい!というのがまず第一歩。そしてなんとウェズ役のヴァーノン・ウェルズやジョニー役のティム・バーンズたちが来場するとアナウンスされているではないですか!これは観に行かなくては!

 当日は生憎の雨。しかしその日放送の午後ロード「マッドマックス」を見てから(←アホ)出発。普段新作は川崎駅周辺の三つの劇場で大概間に合ってしまうため、新宿ピカデリーは初めてです(武蔵野館など他の新宿の劇場はある)。チケットを発行して下に降りるとそこにはV8インターセプター!ファンが作ったレプリカだそうでさすがに実際のエンジンは積んでないようですが、感慨深い。あんまり自動車には興味が無い僕ですがこれだけは別です。

 さて、開場すると司会役は玉袋筋太郎。革ジャン着込んでマックス仕様です。そしてゲストとして1と2の出演者が登場。写真OKとのことで撮りまくりました(お陰でスマホの電源すぐ切れた)。ただ撮りまくった割に興奮してたせいかあまり鮮明な写真はありません。ご容赦を。


 まずはスタントマンのデイル・ベンチ(右)。「1」で真しとやかに「撮影中スタントマンが死んだ!」と噂されましたがその当人です。玉ちゃんによると「世界で一番死亡説が流れた男」。もちろん生きてます。
 そして映画の始まりを告げるジェット噴射装置付きの自殺マシーン、ナイトライダー役のヴィンス・ギル。後ほど登場したDr.ジョージ・ミラーによると彼は撮影中無免許で、今も免許は持っていないそうです。

 極悪暴走族トーカッター一味のカンディリーニ役ポール・ジョンストン(左)とジョニー・ザ・ボーイ役ティム・バーンズ。この二人は30年以上経ってもあんまり変わりませんね。ポール・ジョンストンは「ちゃんと手があるよ」アピール。バーンズは一番熱く日本のファンや映画についてアピールしていたような。

 そして、この日のゲスト唯一の堅気!マックスの妻ジェシー役のジョアン・サミュエル(左)と「2」出演者「映画史上最強の悪の手下」ウェズ役のヴァーノン・ウェルズ(右)!そしてゲストにもサプライズだったという監督ジョージ・ミラー(中)DEATH!
 ジョアン・サミュエルさんは正直30年経ってかなり太られておばちゃんになってしまったなあ、という感じもするのですがその美しさはフィルムにきちんと焼き付けられています。巨大な画面で見るジェシーは今でも恋に落ちる美しさ。玉ちゃんのリクエストでマックスを仕事に送る時の愛の仕草もやってくれました。
 ヴァーノン・ウェルズはゲストの中ではその後もキャリアが日本でも知られ、これまたカルト的な人気を誇る「コマンドー」のベネット役なども知られています。日本絡みだと「未来戦隊タイムレンジャー」のパワーレンジャー版「パワーレンジャー・タイムフォース」で敵組織の親玉ランシック(オリジナルだが一応ドン・ドルネロにあたる)を演じていたりします。日本だと安岡力也とか竹内力みたいな立ち位置の役者でしょうか。ウェルズは有名な「ウェズの尻温度計」の話を。ゴールデン・ユース(ウェズの後ろに乗ってた金髪美青年)の話をしようとして止めました(笑)。
 そして!ジョージ・ミラー!まさか自分の人生に影響を与えた映画の創造主に会えるとは!「映画の思い出を語り出したら2週間はかかるよ」と言っていましたが、本当2週間話を聞いてそのまま「怒りのデス・ロード」を観に行きたい気分です。

 そして映画本編。今回は「サンダードーム」を除く「1」と「2」。轟音上映とのことで普段より音量がでかいのかな?あんまりその辺は気にならなかったけれど、でも大画面で観る「マッドマックス」は最高でした。本編部分についての内容は以前書いた記事を参照してください。

 ちなみに上映終了後には「怒りのデス・ロード」の予告編が流れたんですが、これが今まで劇場で他の作品の前に流れたのとは別で千葉繁が明らかにTVアニメ「北斗の拳」の次回予告のノリでナレーションを務めたものでした。
北斗の拳千葉繁次回予告はこういうの。

これの後半のノリね。
 とにかく、大画面・大音量でこの作品を見れたのは良かったです。そして新作に備えよ!

参照記事

 僕のボケボケの写真ではなくくっきりはっきり下写真が見たい方はこちら。
世紀末に備えよ!

GOLDEN☆BEST/シブがき隊

GOLDEN☆BEST/シブがき隊