The Spirit in the Bottle

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放蕩息子な神々の帰還 マイティ・ソー/ダーク・ワールド

 日本では2月は1日に「マイティ・ソー ダーク・ワールド」が公開され、28日に「ホビット 竜に奪われた王国」が公開されるというスケジュール。どちらも北欧神話の影響も強い物語。マーベル・シネマティック・ユニバースのさらなる物語「マイティ・ソー ダーク・ワールド」を鑑賞。公開初日に字幕版を観て先日日本語吹き替え版も観ました。

物語

 かつてスヴァルトアールヴヘイムのダークエルフたちは宇宙を征服せんと戦争を始めた。ダークエルフの王マレキスは強大なエネルギー「エーテル」によって全宇宙を闇に帰せんと企んだが、オーディンの父、当時のアスガルドの王ボーによって敗れた。エーテルは消滅させることはできず、誰も寄り付かない未踏の地へと隠された。ミドガルド=地球のロンドンへ。
 異星人の侵略からアベンジャーズがNYを救った一年後、ジェーン・フォスター博士はロンドンにいた。彼女はロンドンで異世界と空間がつながっている場所を見つける。ジェーンはエーテルが隠された空間へ入ってしまいエーテルを体内に宿してしまう。
 ビフレストも再建されロキの策謀で混乱した9つの世界の混乱をほぼ収めたソーはヘイムダルにジェーンの居場所を聞くがヘイムダルは異空間に行っていたジェーンの存在を感知できない。ソーはジーェンのもとを訪れる。異空間から帰還したジェーンだが警察が彼女に事情を聞こうとすると体内のエーテルが強大な力を発揮した。詳細に調べるべくソーはジェーンをアスガルドに連れて行く。その頃かつて敗れ去って眠りについていたダークエルフとその王マレキスも目を覚ましていた・・・

 前作の感想はこちら。

蛮勇(バカ)が地球にやってきた! マイティ・ソー
 
ソー:マイティ・アベンジャー&アスガルドの伝説

 北欧神話をモデルにした「マイティ・ソー」シリーズの第2弾。ソーが登場する作品としては「アベンジャーズ」に続く3作目となる。物語としてはやはり「アベンジャーズ」を間に挟んだ展開となるので前作の「マイティ・ソー」だけ観ていてもちょっと分かりづらいかも。特に前作だけだとロキが宇宙の彼方に消え、セルヴィグ博士にとり憑いた?というところで終わっているのに、今作だといきなりロキがアスガルドに連行されるところから始まってしまう。ただ「アイアンマン3」とは特に物語上の関連は低いのでその辺は独立している。もちろんマーベル・シネマティック・ユニバース作品全部観ていることに越したことはないけれど、最低でも前作と「アベンジャーズ」を観ていれば問題はないといったところだろうか。
 ちなみに僕が字幕で観た時は最初に「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」の予告編が流れたのですな。こういう関連での予告編はいいです。そしてそちらではなんとロバート・レッドフォードが出演しているようなのです。なんとロバート・レッドフォードまでマーベル作品に出るご時世になりましたか。感慨深いです。
 そして本編。もちろん面白かったんですが、全体としては前作よりちょっとテンポが落ちる気が。それはおそらく主要キャラクターだけでなく前作で出てきたそんなに出番はないけれど魅力的な多くのサブキャラクターにまでそれぞれ見せ場を用意したことによるのではないかと思う。
 監督は前作のケネス・ブラナーに代わり主にTVドラマシリーズ「ザ・ソプラノズ」「ROME」「ゲーム・オブ・スローンズ」などを手がけたアラン・テイラーが担当。音楽もスコアが印象的だった前作のパトリック・ドイルから「アイアンマン3」のブライアン・タイラーに変わっている。あのテーマ曲が聴けなかったのはちょっと残念。
 前作はニューメキシコの田舎町が舞台だったけれど、今回はロンドン。とは言えクライマックスの舞台はその郊外グリニッジなので相変わらず都会より田舎が似合うシリーズではある。

ソー

 ソー役はもちろん、クリス・ヘムズワース。前作の時点では、マーベル・シネマティック・ユニバース作品の主演俳優としては一番若く無名だったが今では押しも押されぬスーパースター。現在も日本では「ラッシュ プライドと友情」が公開中。実を言うと吹き替え版を観た後に「ラッシュ」も見たので2連続クリス・ヘムズワース。詳しくは「ラッシュ」の感想で書きたいと思うけれど彼が「ラッシュ」で演じたジェームズ・ハントとソーは一見似たようなタイプであるが実は真逆なのではないかな、と思って興味深い。
 今回は登場3作目ということもあって彼のソーという役柄はずいぶん精神的に成長してしまった。1作目の自信に満ち溢れ傲慢でしかし、その笑顔を始めとした無邪気さが魅力でもあったが、本作は大分落ち着いてしまっている。スーパーヒーローとしての能力的には今回は最初から制約がないのでムジョルニアの力もフル活用、最初から飛ばしているが、キャラクターとしてはちょっとこじんまりとまとまってしまったかなあ。ちょっと頭の回るところも見せてくれましたしね。もちろんクリス・ヘムズワースの屈託のない表情は相変わらず魅力的でもうソーといえば彼以外考えられないですな。
 ソーは北欧神話のトール。今回は狙ってか僕の深読みか北欧神話からの引用と思われるようなちょっとしたシーンが多い。

ロキ

 シリーズを通して、そして「アベンジャーズ」でもヴィランを務めたことである意味シリーズの顔。そして絶大な人気を誇るキャラクターである奸智の神ロキ。北欧神話でも重要なトリックスターだが、前作では原作コミックで見られるようなただずるいだけではなく、複雑な心理の人物として描かれ*1、さらに「アベンジャーズ」ではそこに愛すべきへたれ具合まで加わって、ヴィランでありながら絶大な人気を集めた。もちろん演じるトム・ヒドルストンによるところも大きくて彼のソーと対照的な繊細な演技や表情がロキの描写を掘り下げていた。
 トム・ヒドルストンは元々ソーの方のオーディションを受けていたということだが(彼もクリスと並ぶとそうは感じないが結構な長身)、ソーがクリス・ヘムズワース以外考えらないのと同様今ではトム・ヒドルストン以外のロキは考えられない。

 ちなみに前作の日本版ポスターではロキやヘイムダルの部分を浅野忠信が占めていたりしましたが、今回は本国ポスターでは敵ボスマキレスのいるべき部分にロキのアップが!日本においてもロキが大人気になったのが伺えます。TVCMとかほとんどロキのことばっかりだったもんな。
 今回は冒頭でアスガルドの牢獄に閉じ込められ、所々で登場しつつ、ヘイムダルも知らないアスガルドからの抜け道を知る人物としてソーに連れ出される。
 彼は自身はそうとは知らなかった霜の巨人の出身でオーディンの実子では無かったわけで前作ではそのへんの葛藤が描かれていたが、本作ではどちらかというと養母であるフリッガとの愛憎が描かれる。実際の北欧神話ではフリッガとロキはフリッガとオーディンの子供であるバルドル北欧神話ではトールもフリッガの子供ではない)の死と復活を巡って決定的に対立するキャラクターであるのだが、ここでは親子の複雑な様子が描かれる。映画では登場しないがコミックスではソーとロキの他にバルドル(コミックスではボルダー)もいる三兄弟で力のソー、奸智のロキと比べてバルドルは文武にバランスのとれた人物として描かれているかな。
 ロキは牢獄内でも平静を保っているように見えるが実はそれは彼の幻が見せていた状態で実際はかなり荒れ果てていた。この荒れてる描写はロック歌手っぽいですな。その後ウキウキでソーと脱獄するが、ここで彼が次々と変身したりするシーンが面白い。まずはアスガルドの衛兵に(よく考えるとここは伏線)。そして次はソーの姿をシフに変える。このシーンは北欧神話のトールとロキが巨人族の館に忍びこんだ時、ロキの計略でトールが女装する、という神話を思い出す。もちろん神話のほうのトールはシフみたいな美女に化けるのではなく筋骨隆々のまま髭も剃らない状態で女装するのが面白いんだけど。ちなみに女装と言えば我が国のヤマトタケルであるがあれも美少年の女装みたいなイメージがあるかも知れないけどヤマトタケルはものすごい巨漢なので騙されたクマソタケルの方がある意味凄いのである。何の話だ。
 その後には「最近出来た友達のほうがいいか」とロキがキャプテン・アメリカに変身。クリス・エヴァンズがここでゲスト出演です。そして要所要所でソーやシフ、ヴォルスタッグなどから「裏切ったら殺す」と言われて、最後はもう「みなまで言うな、わかってるから」という状態。
 でもまた裏切りやがった!と思っていたところから実はそうじゃなかった!でも最後は!とある意味ロキ尽くし。ちなみにロキがソーの右手を切り落とすシーンはトールと間違われることも多い神テュールの右腕がロキの息子でもあるフェンリル狼に食いちぎられた神話からの引用かな、と思うがその辺は深読みし過ぎかな。
 とにかく最後までロキから目が離せない。
 と、ここらで子供と戯れるも「ロキとソーどっちが凄い?」と尋ねたら子供が「ソーの方が凄い。だってハンマー持ってるし……」と子供に言われて、ムッときたのでその子供を手で押し倒して「ハンマーなんてなくったって簡単に倒せるぞ」という実に大人げないロキさんの勇姿をご覧ください。

ヒロイン衆

 ヒロインはナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスター。「アベンジャーズ」ではコールソン*2によって安否確認が伝えられただけだったが、「ソー」のシリーズ本編ではもちろん正ヒロイン。ただ本当に昔ながらのキャーキャー言ってるヒロイン、という感じであんまり科学者らしい頭の良さを発揮する部分は少なくなってたのは残念。ククライマックスではそれなりに活躍するけれど。後は他に魅力的なサブヒロインが複数登場うするからか、どうもアンチなファンが多そうなイメージでもあるなあ。
 
 それ以外のキャラクターも活躍が多い。特に一番活躍が増えたのはダーシーだろう。このカット・デニングス演じるキャラクターはコミックリリーフとして前作でも人気を博したが、それでも今回はちょっと出すぎ、といえるかも。ソフト化された際の特典映像とかで見る分には全然構わないんだけど本編のキャラクターとしてはちょっと出過ぎることで全体のテンポがおかしくなっているかなあ、という気もする。いや僕も好きなキャラクターですけどね。あ、あとダーシーが上空を飛び行くムジョルニアを見て「ムニョムニョ!」というシーンが字幕では「ハンマー」となってたのはマイナス点ですね。吹き替えではきちんと「ムニョムニョ!」となっていました。

 でも僕が好きなヒロインはやはりジェイミー・アレキサンダー演じる戦女神シフ。北欧神話ではトールの妻であり、原作コミックでもソー=ドナルド・ブレイク、に対してシフ=ジェーン・フォスターとなる描写もある(「ウルトラマン」でハヤタに乗り移ったウルトラマンに対してフジ隊員に乗り移った女性のウルトラマンがいるようなものとお考えください)。映画でもオーディンによる息子の嫁候補と目されている。前作でもニューメキシコでジェーンとは会っているが、今回は相手を認めつつ、恋のライバルとして素直になれない雰囲気をよく演じていた。実際アクションヒロインという形ではマーベル・シネマティック・ユニバースでも実はブラックウィドウと並ぶ戦闘ヒロインなんだよね(アイアンマン3ではペッパー・ポッツも戦っていたし今後どうなるか分からないけれど)。とにかく個人的には「マイティ・ソー」では一番好きなヒロイン。
 オーディンの妻フリッガはレネ・ルッソ。映画ではバルドルが登場しないためソーの実母、ロキの養母という形ではあるけれど、なんだかんだでソーとオーディンが「やっぱり血のつながってないロキは家族じゃねえな」という雰囲気が多少残る中でフリッガは最後までロキに対しても母親の愛情を持って接している。先にロキのところでも述べたように北欧神話でのフリッガとロキの対立を考えると皮肉ではあるんだけど。彼女も決してただおとなしい女性ではなくいざとなればきちんと戦闘に参加するところはさすが北欧神話の女神といったところか。今作で亡くなったことになっているがアスガルドの死生観はいまいち不明なのでどうなることか。
 

ウォリーアーズ・スリー

 ソーを支える3戦士こと「ウォリアーズ・スリー」も引き続き登場。まずはヴァナヘイムでの戦闘。ここでホーガンが自分の一族を守るためヴァナヘイムに残る。ということはホーガンはヴァン神族だったのか。浅野忠信の登場はは冒頭のここだけで、クライマックスの惑星直列でちょっと顔を見せるが他に比べるとちょっと影が薄い。
 そして「パニッシャー:ウォー・ゾーン」「G.I.JOE2」とコミックスヒーローとしては(クリス・エヴァンズライアン・レイノルズと並んで)同じみ感のあるレイ・スティーンブンソン。ヴォルスタッグを演じそれこそ「ホビット」の方でのドワーフを思い起こさせる容姿で今回もユーモラスに「大食いの気は優しくて力持ち」を演じてます。キザなファンドラルは前作から役者が替わりジョシュア・ダラスからザッカリー・レヴィへ。ザッカリー・レヴィは「塔の上のラプンツェル」でフリン・ライダーを演じていた。そのイメージがあるかは分からないが前作の貴族的なキザさに比べるともうちょっと俗世っぽいチャラ男と言った感じに。彼だけロキに「裏切ったら殺す」言えなかったね。
 

おっさん3人衆

 アスガルドの王、主神オーディンは引き続きアンソニー・ホプキンス。ただ前作に比べると意固地でちょっと老害という言葉が似合う感じに。人間の女よりもシフだろ、という感じなど、ナチュラルに人間を見下している感じはある。あと前作では平和をまず第一に考える感じだったけど何だかんだ言ってもこの人も本質的には戦闘狂なのですよ。今回はその辺でちょっと前作では眠ってたからボロが出なかったが今回は残念な部分が見えてしまったか。ラストを考えると果たしてオーディンはどうなったのでしょう・・・?
 そしてヘイムダル。前作の時は「白い神」の異名もあるヘイムダルを黒人俳優のイドリス・エルバが演じたことで色々話題にもなったけれど公開されたらはまり役だった。イドリス・エルバ自身もあの後、僕が観た「プロメテウス」、やはりマーベルの作品である「ゴーストライダー2」そして人類軍司令官を演じた「パシフィック・リム」などで活躍した。この3作とも結局主役を差し置いてイドリス・エルバが一番かっこよかったものなあ。多分ダーシー同様人気が出たのだろう、今回は前回見せなかったような一面も見せてくれる。前作は他のアスガルドの神々と比べても人間味が薄いというか超然としたビフレストの門番としてふさわしい雰囲気を保っていたが、今回はちょっと人間味が出てしまい(個人的には)逆に魅力が減ったかなあ、という印象。特に兜を脱いで普通に食堂でくつろぐ描写はちょっと残念。
 おっさん最後はエリック・セルヴィグ博士。まだ「アベンジャーズ」での影響が抜けていないのだね。もう「真実を知ってるがゆえに変になっちゃったおっさん」として登場。ストーンヘンジストリーキングしてモザイク入りで全裸をTVで晒したり、施設で老人相手(スタン・リー!)にアスガルド史観による惑星直列を講義したりしていた。この辺「トランスフォーマー:リベンジ」でのサムを思い出す。その後もパンツ星人となったり、ロキが自己犠牲で亡くなったあとで「あいつ死んだのか良かった」と空気の読めないところを見せてくれたり大活躍。また次の「アベンジャーズ」でも活躍しそうだな。もちろん、演じるはステラン・ステルスガルド。

ヴィラン

 敵となるダークエルフのマキレスやその側近アルグリムはあんまり印象は強くない。今回は悪役とはいえないがやはりロキの印象に負けてしまっている。ただ、彼らダークエルフの描写はそれこそ「ヘルボーイ」とかで見られるファンタジーとSFの融合描写の延長線上でまるでギレルモ・デル・トロ作品のよう。原作のほうでの「ソー」のレギュラーヴィランと言うのはロキ以外特に知らないが、やはり悪役が魅力的でないと物語全体の印象が薄いかも、とは思う。
 彼は5000年に一度の惑星直列*3を狙ってエーテルの力で全世界を闇に帰そうとするがマキレス自身がパワーアップしても容姿に極端な変化が見られうわけではないのでちょっと物足りないかも。最後のバトルはこのマキレスとソーが時空の繋がった各世界をワープしながら戦うというもの。前作で出てきた氷の巨人の棲むヨートゥンヘイムが出てきたり、後は火の国であるムスッペルヘイムなんかもちょっと確認できる。ヨートゥンヘイムからは前作冒頭で出てきた怪物が地球にやってきてしまい・・・
 後は冒頭のヴァナヘイムで出てくる岩石巨人みたいなキャラクターが実にジャック・カービーのデザインをそのまま立体化したみたいで素晴らしかった。
 
 そのほか、「サイレントヒル」のクリスタベラを彷彿とさせるルックスでアリス・クリーグがアスガルドの医術の女神エイルを演じていて一瞬の登場ながら強いインパクト。

 色々と細かい文句を付けたくなる部分はあるけれど、面白かったです。ソーの場合、映画、原作コミック、北欧神話と何重にもわたって細かいネタがあるので特に楽しめる。
 そして恒例のクレジット後のお楽しみ*4はシフとヴォルスタッグがとある施設を尋ねるシーン。そこはアスガルドとはまた別の惑星。そこにはタリニーア・ティバン、通称コレクターと名乗る人物がいて、シフはエーテルを閉じ込めた容器を彼に預ける。アスガルドにはすでに四次元キューブが保管されており、インフィニティストーンを同じ場所で管理するのは危険だと。それを聞いてコレクターは責任をもって自分のコレクションとして管理しましょう、と言う。シフたちが去った後、「これが1つ目、残るは6つ」とつぶやく。
 このコレクターと言う人物は「アベンジャーズ」ラストで出てきたサノスたちと同様の古代の不死の超人種族の一人。いわばアスガルドの神々とは別のマーベルユニバース独自の神々の一柱と言ったところ。おそらく「アベンジャーズ2」においてサノスたちと関わりを持って物語に関わってくるのだろう。インフィニティストーンとはサノスの身に付けるインフィニティジェムを連想させる。4次元キューブやエーテルの他にも超自然的な力を持つアイテムが存在することに(1作目で出てきた霜の巨人の箱はまた別なのだろうか)。
 ちなみにここでコレクター演じているのはベニチオ・デル・トロ!派手な衣装と化粧、ノンクレジットで出ているが当然ここだけということはなく、「アベンジャーズ2」か、あるいは他のマーベル・シネマティック・ユニバース作品でも登場するのだろう。どんどん有名スターが参戦するね!
 今後は4月に(早い!)「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、そして秋に新チームの活躍を描く「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」、そして来年の「アベンジャーズ2 Marvel's The Avengers: Age of Ultron」と続きます。「アントマン」もやっと動き始めたよ!

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マーベル・シネマティック・ユニバースまとめ

マイティ・ソー:アスガルドの伝説 (ShoPro Books)

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過去のマーベル・シネマティック・ユニバース関連映画の感想はこちらのまとめページから。

Thor: the Dark World

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*1:そして例によってこの映画で描かれたキャラクター描写は原作の方へフィードバックされたそうです

*2:ちなみに「アベンジャーズ」で死んだはずのコールソンも出てくるTVシリーズ「シールド」も早く日本で放送してほしい。

*3:いわゆる太陽系のグランドクロス等とは違いユグドラシルが貫く北欧神話の9つの世界、アスガルド、ヴァナヘイム、アルフヘイム、ミドガルド、スヴァルトアールヴヘイム、ヨートゥンヘイム、ムスッペルヘイム、ヘルヘイム、ニブルヘイムが時空上一列になること

*4:しかしもう恒例になっていて、しかも今回は「アイアンマン2」の時のように「本編終了後にお楽しみ映像があります」みたいな前置きが出たのにそれでも途中で席を立つ人がいるだな