The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

「ミスト」ミーツ「クローバーフィールド」 ハカイジュウ

 ここしばらく劇場で映画を観ていないので別の話題が続くわけですが、本日は漫画です。少し前に「ONE PIECE」の新刊が出たということで早速買いにいったんですね。するとそこの書店で「一押し!」みたいな感じでPOP付きで平積みされてたんで遂一緒に買ってしまったのが本作、「ハカイジュウ本田真吾・著。

ハカイジュウ (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ (1) (少年チャンピオン・コミックス)

 月刊少年チャンピオン連載。まあ、表紙で分かるとおり、化け物が登場する漫画なわけですが、表紙のクリーチャーが「ミスト」っぽい感じで惹かれてしまったわけ。
 それでは早速、ページを開いてみよう。

 ん、俺は間違って「DEAR BOYS」を買ってしまったのか。でもあれは少年マガジンだったよな、読んだ事ないけど。最初のうちはバスケ漫画なんですね。主人公はバスケ部の補欠で中学の時からの親友はレギュラー。それで別の高校に進んだガールフレンドが修学旅行で東京に戻ってくる、という話。けっ!まあいい、読んでやるさ。石川賢ゲッターロボ」だって最初のうちは空手漫画だったしな。
 主人公は努力が認められ代役ながらレギュラーに。それを友人と祝う。


俺たちの未来は
ここから変わるんだ!!

知るか!・・・そして、

 はい!変わりました!ここから待望のモンスターパニックへと突入。とりあえず友人は死亡。美人の生徒会長と逃げ惑う話に変わるわけです。学校も崩壊。

 ちなみに学校を壊したのはこのビグ・ザムみたいなもの。
 
 で、修学旅行で東京に来ているガールフレンドがどうやら立川来ている、というメールを受けて立川駅に向かうわけですね。立川超懐かしい!昔小平に住んでた時は立川でよく遊んでましたよ。で、主人公達が逃げ込むのが立川シネマシティ。数年前には良く通ってました。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作見るのに並んだりしたなあ。
 とまあそこに逃げ込むわけですが、そこに先にいたのが体育教師。

 体育教師にろくな人間はいない!(偏見)という読みどおり、この男がだんだん支配欲の強い仕切り屋だということが判明していくんですね。
 現時点では2巻まで(3月に3巻が出るようです)。その時点だと立川を囲むように巨大な溝が出来ていて孤立している、という展開です。モンスターの造形もさることながら、「ミスト」でも分かるように非常事態のにおける人間関係も見所ですね。
 そして、この作品は色々と「クローバーフィールド/HAKAISHA」に影響を受けているように思う。モンスターの描写は気合が入っているけど人間の描写にあまり魅力が感じられないのと妙に生真面目な部分が見え隠れするのが難点か。とはいえ物語の展開によっては現在話題の「進撃の巨人」辺りと並ぶかもしれない。
 ちなみに「クローバーフィールド」というとエンドクレジットで流れる曲が最高ですね。実に伊福部昭していて締めとしては最高です。僕はDVDを持っているけど映画本編を観ずにエンドクレジットだけリピートしてBGM代わりにしてることも多いです。

ハカイジュウ 2 (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ 2 (少年チャンピオン・コミックス)

ミスト [DVD]

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クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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ワンピース 61巻

 一応こちらも。

ONE PIECE 61 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 61 (ジャンプコミックス)

 2年間の修行も終わり再びシャボンディ諸島に集まる麦わらの一味。魚人島を経て新世界編へとつながるわけですな。表紙の構図が一巻と一緒だったり598話の扉絵が第一話と構図が一緒だったり再出発を強調しています。さすがに頂上戦争編のテンションの高さはないけれど文字通りここから再出発という感じなのでしょうなあ。
ONE PIECE  1 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)