The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

2017年下半期に観た映画!

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 デス&トロイがお怒りです。新年の公約も何処へやら、今年は昨年以上に映画の感想記事をかけませんでした。色々理由はあるんですよ。寒い。パソコンが絶望的に遅い。はてなブログに変えたら色々変わってブログが書きにくいエトセトラエトセトラ。ほかはともかくアメコミ関連だけは書く、という決意も「LOGAN」で躓いてしまいました。現在もアメコミに限っても「マイティ・ソー バトルロイヤル」「ジャスティス・リーグ」がまだ書けてません。

 ただ映画を観ていないのか?というとそんなこともなくて一応それなりに観ています。というわけで2017年の下半期に観た映画をリストアップ。簡単な感想もここで書いておきます。

 例によって参考にしたサイトはこちら。

www.cinematoday.jp

 

7月

8月

9月

10月

11月

12月

 公開が大分過ぎて上映終了ギリギリになって観た作品なんかもあるので必ずしも公開月に鑑賞したわけではないですが、一月に4本以上は観ていますね。例によって複数回観てる作品もあるので実際の観賞数は不明です(最近だと仮面ライダー平成ジェネレーションズは3回ぐらい観た)。

 それではそれぞれの簡単な感想を。

7月

 キアヌ・リーヴスの幽玄暗殺者奇譚第2弾。より裏の世界の様式美が確立され世界が純化。ラストついにホテルのルールを破り世界中の殺し屋から狙われることになったジョン・ウィック。第3弾にも期待。 

  • ライフ

 火星で発見された未知の生命は当初の予想を裏切って凶暴に成長。宇宙ステーションの乗員たちはなんとか対処しようとするが…「エイリアン」と「スプライス」を合わせたような密室系宇宙ホラー。レベッカ・ファガーソン、ジェイク・ギレンホールライアン・レイノルズ真田広之と言った豪華なキャストで面白かった。ただラストのオチは個人的にイマイチ。別にバッドエンドはいいんだけど、あれはちょっと違うよな…

 週刊少年ジャンプ連載の人気作品を福田雄一監督が実写化。ギャグは実写に合わせてアレンジ。福田監督の弱点(と僕は思っている)ストーリー部分も原作の「紅桜篇」をそのまま使うことで解決。今年たくさん公開された日本漫画の実写映画化作品としては最良のものとなった(といってもそんなに観てないんですが)。

 日本のスーパー戦隊のアメリカでローカライズした「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」の映画版。映画としては3作目だが、今回はTVの爽快感は控えめ。「クロニクル」を彷彿とさせる雰囲気の映画となった。その分逆に後半のメガゾード戦なんかがマッチしなかったかも。続編を匂わせる要素も合った(ゼッド卿やトミー・オリバーの存在)のでぜひ続編にも期待したい。 

劇場版 パワーレンジャー [Blu-ray]

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 人気シリーズ第3弾。僕も大好きなミニオンたちの主人グルーを主役に双子の弟や子役をスねらせた悪役なんかが登場します。ミニオンは出てくるシーンは全部良かったけれど、あくまでこれは怪盗グルーの作品。日本語の副題になっているほどにはミニオンの映画ではないので「ミニオンズ」のような作品を期待するとちょっと期待はずれかも。そっちはやはりいずれ来るであろう「ミニオンズ2」の方に期待したい。

 一説には早くも計画頓挫が噂されるユニバーサルモンスターが跳梁跋扈する世界を描いたダークユニバース第一弾にして「ミイラ再生」のリメイク作品。とにかくトムが(精神的に)若い。若さに任せた勢いで突っ走り最後は神になる映画。紛うことなきトム映画です。

8月

 破壊大帝*1マイケル・ベイトランスフォーマーシリーズ第5弾。作品を重ねるごとに複雑さを増し、適当さも増し、火薬の量が増す映画。今回はアーサー王伝説トランスフォーマーを重ねてクインテッサ星人なんかも登場。メガトロンは何の説明もなくガルバトロンから戻っているし、正直めちゃくちゃです。さすがに「トランスフォーマー」では多少のことでは動じない自負がある僕も今回はお手上げでした。でも好き!

 実写映画の世界ではソニー所属だったスパイダーマンMCUに帰ってきた!というわけで21世紀に入ってからはすでに3度目のスパイディの映画はMCUの一本となりました。これまでにない若さでMCUの中でもフレッシュ感満載。さらにヒーローやヴィランが普通に存在するMCUの日常をうまく描いていて、個人的にはMCU作品の中でもかなり好きです。 

  マーベルと並ぶもう一方の雄DCコミックスの第4弾にしてわりと一番まともな映画。第一次世界大戦を舞台にした戦争映画としてもよく出来ていたと思います。

 ポール・ヴァーホーヴェン監督作品。暴力と欲情と性癖と一癖も二癖も、というか正直お近づきになりたくない(見た目は普通だが)奇人変人達による暗黒のドラマ。 

 

9月

 韓国ゾンビ映画。韓国における新幹線KTXを舞台に繰り広げられるゾンビ絵巻グロ描写はむしろ抑制の効いたものであるけれど、その中で社会批評性、人間賛歌も描かれる傑作。

 

  クリストファー・ノーランの第2次世界大戦映画。異なる時間軸の3つの出来事を同時に描写・進行するという大胆な構成。その分それらが交わった時は感嘆します。CGでなく実物にこだわったノーランの演出が光る。出てくる役者のうちあまり有名でない人たちを僕は別の人だと思っていて、エンドクレジットで自分の俳優認識力に危惧を抱きました。

 

 リドリー・スコット監督による「プロメテウス」に続く「エイリアン」前日譚第2弾。前作は割りと宣伝などでも「エイリアン」前日譚であることは触れないようにしていた気がするが、今回はタイトルにも出ている通り正真正銘「エイリアン」関連作。ただしあくまでスコット監督作品である「エイリアン」1作目との関連のみであって、ジェームズ・キャメロン以降のエイリアンシリーズとはまた別のようだ。作品はより我々の知っているエイリアン(ビッグチャップ)に近いクリーチャーが登場するがリドリーの心はすでにマイケル・ファスベンダー演じるアンドロイドに向いている模様。一応「エイリアン」の10年ぐらい前という設定だったはず。ここのクルーの杜撰な検疫仕事があって1作目のリプリーの非情とも言える厳しい検疫があるのです(多分)。 

 競技なぎなたに打ち込む女子高生を描いたこざき亜衣の同名マンガの映画化。僕はこの映画でメインの役どころの多くを務める乃木坂46目当てのアイドル映画として観に行ったのだが、一応事前に原作も読んではいて、かなり忠実に丁寧に作られた良質な青春部活映画だと思いました。ちなみにこの映画のクレジットを見るまで江口のりこ安藤サクラの区別がついていませんでした(こちらに出てるのは江口のりこ)。あと中村倫也出演シーンは福田雄一演出かと思ってしまった。

 

  • ドリーム

 マーキュリー計画NASAで活躍した知られざる黒人女性たちを描いた作品。原題は「Hidden Figures」で「隠された数字たち」とかそんな感じ。フィギュアには「人形」の意味でも用いられるように「人間」の意味もあり、初期の宇宙計画に貢献しながらこれまで知られていなかった黒人女性たちのことでもある。邦題は当初「私たちのアポロ計画」という副題が付いていて、マーキュリー計画を舞台としているのにさすがにこれはないと議論を呼び結局副題が削られる形となった。実際の当時のNASA は映画で描かれているほど黒人差別、女性差別があったわけではないようだが、細かい描写が心に刺さる。

 で、ですね。この邦題の副題は議論を呼んだけれど、観た上でいうとやっぱり「私たちのアポロ計画」はありえないですね。「ドリーム」の邦題は時が過ぎれば他の作品に埋もれてしまうような味も素っ気もないタイトルだけど、この副題はNGです。そのうえで原作となったノンフィクションの「NASAを支えた名もなき計算手たち」を副題にすればよいのにと思いました。

ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち (ハーパーBOOKS)

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 「新感染」と同じ監督による前日譚。というかこちらが作られてその続編として実写映画の「新感染」が作られたのですな。アニメ映画だけどほぼアニメを見ているという感覚はなしに驚くほど実写の感覚で見れる。また絶望度はアニメのこちらのほうが強いです。

 

10月

 新しい「猿の惑星」シリーズの第3弾。僕は前作の感想で「次は聖書のエクソダス出エジプト)をモチーフにした物語となるだろう」と書いたけれど、ほぼそれが当たった。この新シリーズはあくまでリブートとして新しく作ったものであって1966年からの「猿の惑星」の前日譚ではない、と理解しているのだけれど、一方で過去シリーズへのオマージュなども多く、今回はなぜ人間は言葉を失ったのか?という事への原因も描かれる。

 一応はシーザーサーガもこれで終了、有終の美を飾った。ちなみに僕は感想記事のタイトルとして「Great EscAPE」という「大脱走」からの駄洒落を考えていたのだけれど結局書けずじまいでした…(タイトルにするぐらいなので「大脱走」オマージュと言えるシーンあります)

 実録ホラー「死霊館」シリーズのスピンオフ第2弾。この映画を観ることで正直そこまで良い出来では無かった前作も見直したくなる作品。「アナベル」シリーズとしてはこれで終わりかな?と思うけれど、本編「死霊館」やまた別のスピンオフはこれからも続きそうです。 

 こちらも週刊少年ジャンプの人気連載作品麻生周一の同名漫画の映画化。「銀魂」同様福田雄一監督作品。主演は漫画映画御用達山崎賢人だが、ほかはほぼいつもの福田組。原作の方は、2,3年前から読み始めたので全部読んでいるわけではないが、基本は一話完結のギャグ漫画。「銀魂」のように時々シリアスな長編ストーリーものになるとかもないようだ。映画も特にこれといった物語はなく、高校の文化祭を舞台に超能力者斉木楠雄を主人公としながらその周辺の奇人変人たちの身に起こる出来事をスケッチとしてつないでいったもの。そのためここは福田雄一脚本の弱点だと思うのだが、物語の特にオチが弱い。最も「変態仮面」以上に物語はあってないようなものなので、「モンティ・パイソン」系のコントスケッチ映画だと思えばいいのかも。橋本環奈は同世代のアイドル・女優が少女漫画の実写映画などでヒロインを演じる中、少年漫画の実写化作品で変顔を晒し続けてるので偉いな、と思いました。

 

 伝説のSF映画ブレードランナー」の約30年ぶりの続編。僕はそれほど大好きな作品では無かったけれど、それなりに観てはいて、設定とかで一部疑問に思ったところもあったけれど、この続編はその期待には十分応えたのではないでしょうか。ただ映画は淡々としていて、しかも上映時間が長いので興行的には振るわなかったそうで、そんな部分も前作譲り。人造人間レプリカントとバーチャル彼女の逃避行。涙なしには見れません。

11月

 ここはまだ感想書く気が満載なのでまたあとで。MCUのシリーズの中でも「ソー」は一作ごとに雰囲気がガラッと変わりますね。 

マイティ・ソー バトルロイヤル (オリジナル・サウンドトラック)

マイティ・ソー バトルロイヤル (オリジナル・サウンドトラック)

 

 スティーブン・キングの代表作「IT」の映画化。27年毎にデリーの町に現れ子供たちを殺していくブギーマンピエロのペニーワイズの恐怖を描いた作品。過去にはTVドラマとして映像化されおり、そこから27年ぶりの映像化となる。TVドラマの方は現在を舞台に過去を回想する形で主人公たちの少年時代が描かれたが、本作はシリーズ化することを前提に回想ではなく少年時代のみを映像化。原作及びドラマと大きく違うところは時代設定で、原作が刊行された1986年よりもあとの1988年を少年時代として設定している(原作では1960年代)。

 ペニーワイズはスカルスガルド家の新たな刺客、ビル・スカルスガルド。若くイケメンの長身なのでドラマのティム・カリーよりルックスは最初から怖い。そして結構チャラチャラしている。

 作品はホラー要素を除けばほぼ「スタンド・バイ・ミー」なので青春劇としてもよく出来ています。こどもたちが自転車をスタンド立てせず、倒すのはまだいいのだが、みんな道路の真ん中に倒すのはどうなのかな?(そんななかでもきちんと脇にスタンドで立てる少年がいたりしてそういうとこで個性を描くのは見事だな思いました)今後はチャプター2として大人時代もあるはずなのでそちらも期待。

 こちらはTV版。

 

  • シンクロナイズド・モンスター

 無職のダメ人間アン・ハサウェイは彼氏に愛想尽かされ田舎に帰るが、同じ頃韓国ではソウルに巨大な怪獣が出現。アンは自分が朝方の公園でした動きと怪獣の動きがシンクロしていることに気づくが…。

 同棲、もしくはそれに準じるカップルの男のほうが無職のダメ人間で、映画の冒頭で彼女に追い出される&別れを切りだされるところから始まる作品は何本も観たけれど(「モール・ラッツ」「ハードロック・ハイジャック」など)、女のほうがダメ人間というパターンの映画は始めて観たかも。怪獣要素抜きのダメ人間サスペンスコメディでも面白かったと思う。ただもちろん怪獣要素も結構しっかりしていました。 

  • GODZILA 怪獣惑星

ゴジラシリーズの初のアニメ映画。ゴジラ他怪獣が現れて人類は地球を脱出、何故か地球人を手助けしてくれる異星人2種族とともに新天地を求めて宇宙を彷徨うこと20年。結局何のせいかも出せず地球に戻る事になったが、地球ではもう何万年も経っているのであった。

 設定的にこれ人類が侵略者じゃね?と思ったりするのだが、なんとなく「進撃の巨人」を随所に思わせる作品。結局ゴジラとその眷属のみが地球の支配者となって他の怪獣はゴジラに敗れたということらしく、「怪獣惑星」と言うタイトルのわりに冒頭以外他の怪獣が出てこないのは不満。とはいえアニメならではの見せ場も多く、ゴジラ作品としてどうか?と言われれば返答に困る部分もあるが、映像作品としては大画面、大音量で観るに値する作品。続編もあるのね。

 

 LAIKAのストップモーションアニメーション作品。一応日本を舞台にしたファンタジー。とにかう描写が細かく丁寧で驚きに溢れているので何度観ても飽きない。同じLAIKA作品としては僕は「パラノーマン」の方が好きだし、今年の作品なら「パラノーマン」と同系統の物語とも言える「IT」の方が好きだけど、こちらも傑作です。

 字幕と日本語吹替版と両方観たけれど、日本を舞台に日本的な風俗・衣装などが多く登場するので個人的には日本語吹替版がオススメです。特に冒頭の口上は(日本人なら)日本語吹替のほうがよいでしょう。川栄李奈さんが予想以上に上手です。 

 

DCFU(DCEUではなくなったらしい)のこれまでの作品としては予想以上にちゃんとしてます。もっとカオスな出来になるかと思ったのに。ただ人間贅沢なもので上手くまとまっているとそれはそれで物足りない。苦味や雑味も料理には必要なのです。こっちもまだ公開中だしちゃんとした感想書きます。 

 

「ジャスティス・リーグ」オリジナル・サウンドトラック

「ジャスティス・リーグ」オリジナル・サウンドトラック

 

 

12月

安定のシリーズ第3弾。アクションはそれなりに凄惨で暴力的だけどバイオレンス過ぎず。もっさりでも早口でもない明瞭な会話。基本はシリアスな物語だが常にユーモアが作品全体に漂い、でもそれがでしゃばりすぎて邪魔になることもない。またとにかく出演者が一番楽しんでいる空気も伝わってきて最大公約数的に万人が楽しめる映画。

探偵はBARにいる3 (ハヤカワ文庫JA)

探偵はBARにいる3 (ハヤカワ文庫JA)

 
探偵はBARにいる3オリジナルサウンドトラック

探偵はBARにいる3オリジナルサウンドトラック

 

 

傑作!!!観て!

 

 個人的には残念な一作。もちろん好き嫌いは人それぞれなのだが、個人的にスターウォーズで最も好きなキャラクターがまったくリスペクトのない死に方をしたので、他にどんな良い部分があってもダメです。こっちも一本の記事書く予定。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

スター・ウォーズ/最後のジェダイ オリジナル・サウンドトラック

 

 ジャッキー×インド!予告編からめでたい作品なのはまるわかりだっったので年明け一発目に鑑賞しようかと思ったけれど、諸事情で公開初日に。ジャッキー映画としては最近だと「ライジング・ドラゴン」を思わせるアクションとしてはそれほどエクストリームではないけれど、もちろんそれなりに魅せてくれて(建物から落ちるみたいなのはなくなった代わり小道具を使ったアクションが冴える)、また若い俳優の育成みたいな部分もありますね。とにかくストレスがないということでは「トリプルX:再起動」にも似た、ただある一点においてはそれを凌駕する部分もある作品でした。

  • バーフバリ 王の凱旋

これから(30日15時頃)観ます!バーフバリー!!!

 一応「バーフバリ」観て2017年の映画鑑賞はラストです。で大晦日に紅白見ながらベスト記事を書きたいと思います!f:id:susahadeth52623:20171229224626p:image

 反省として排水口に逃げ込むペニーワイズ(ティム・カリー版)さん。

*1:日本だけでなくアメリカでもメガトロンをもじったベイトロンと呼ばれているのだ