The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

劇場で観たけど感想書いてなかった映画2016!その1


 今年ももう終わりに近づいて、昨年の暮に何を言っていたかというと「映画を観たら、すぐ感想を書く!を心がけたい」とか書いていたんですね。ですが全く守れず、どんどん鑑賞済みの映画が溜まっていきます。それでもなんとかアメコミ映画だったりは遅れながらも書いてはいたんですが、週一で更新できればいいほう、と言った感じです。
 今回はとりあえず今年映画館で鑑賞した作品の一覧と簡単な感想を書いていきたいと思います。何回かに分けますがとりあえず今回は1月〜4月分。リスト作成には

を参考にしました。一応ブログには書かなくてもツイッターでは簡単な感想はつぶやいているはずなんだけど、さすがに全部は探しきれない…。公開順と観賞順は必ずしも一致しないけれど、ここは公開順です。

2015年12月

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス(感想書いてない12月公開作品)

2016年1月

クリムゾン・ピーク
イット・フォローズ
モンスターズ/新種襲来
パディントン
エージェント・ウルトラ
手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド
残穢 -住んではいけない部屋-

2月

オデッセイ
ドラゴン・ブレイド
ヘイトフル・エイト

4月

レヴェナント: 蘇えりし者
ズートピア
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

 それでは一応簡単にそれぞれの感想を。もう具体的な内容忘れちゃってるのもあるので、詳細間違いあるかもしれませんが、その場合は指摘してくださると嬉しいです。すでに感想記事書いている作品はリンクのみで。

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス

 MOVIE大戦の仮面ライダーゴースト&ドライブ編。これまでのように「ドライブ編」「ゴースト編」と章立てされて、最後に共演する構成ではなく、一本の長編。ドライブの方はすでにテレビでエピローグやってたのでこれは正解だったと思う。鶴太郎と竹中直人が強烈すぎる。子供は分からんぞ(下手すりゃ親世代だって分かんない)!
 敵がダ・ヴィンチの人体図をモチーフにしながら同時にライダー敵怪人の定番蜘蛛男のオマージュにもなっているところは良かった。

クリムゾン・ピーク

 今年最初に観た劇場公開作品(1日は「スター・ウォーズ/フォーズの覚醒」の二回目を観たと記憶)。待望のギレルモ・デル・トロ監督作品。僕は正直「パシフィック・リム」はそれほど楽しめなかったのだけど、本作には大満足。デル・トロにはこっち路線があっていると思うなあ。ミア・ワシコウスカの演じる主人公はメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」を愛読書とするようなキャラクターで、その時点で僕的には理想のヒロイン。過去作「アリス・イン・ワンダーランド」「ジェーン・エア」「イノセント・ガーデン」といったミア・ワシコウスカの出演作の文脈で観たほうがしっくり来るかも。

イット・フォローズ

 セックスで伝染する呪い。呪いを他に移すには相手と肉体関係を持った上で事情を説明しなければいけない。しかも呪われた相手が死ねば呪いは再び逆流してくるのだ!というホラー映画。昔からホラー映画とセックスはメタファーとしても実際の題材としても切り離せないが、かなり直接的にセックスを題材にしている。面白いのはせっかく呪いを他人に移しても呪いが成就し死ぬと再び逆流してくるということ。最低3人ぐらいは先に行かないと安心できない。
 不満点はこの呪い「イット」が文字通りついてくる「フォロー」なんだけど、物理的な効果もあるようなないようなちょっと一貫してないところと、主人公の前に現れるイットがなぜあの姿をしているのか説明されないところかな(他の相手は自分に関係するものに見えるっぽい)。

モンスターズ/新種襲来

 「GODZILLA」の、そしてこの後には「スターウォーズ」のスピンオフの公開が控えているギャレス・エドワーズ出世作「モンスターズ/地球外生命体」の続編。監督はこれがデビュー作となるトム・グリーンに交代。中東に派遣された米兵と現地の武装勢力とエイリアンの三つ巴。前作よりもがっちりエイリアン=モンスターズを見せてくれるのは嬉しいが、物語はちと単調。でも幾つかとても美しいシーンがあるのでできるだけ大きい画面で見て欲しいなと思う次第。嫌いじゃないです。

パディントン

 イギリスの絵本の実写化。ザ・イギリス映画!とでもいう感じの良作。ところどころに毒も残しつつ、子供向けとしても大人向けとしても楽しめる。面白いのはしゃべる熊であるパディントンに対して、悪役であるニコール・キッドマン以外は全く気にしている様子がないところ。もちろんパディントンはいろいろな騒動を起こすのであるが、それでも一番の個性であるはずのしゃべる熊って部分には登場人物が皆、特にびっくりすることもなく普通に接している。ある意味その部分に価値を見出しているのはニコール・キッドマンだけなのだが、それゆえに悪人だのだ、ともいえよう。ちなみに「残穢」との引っ越し映画2本立てでした。

エージェント・ウルトラ

 ジェシー・アイゼンバーグ何度目かの天才役。今回は一応実際の計画だった物をモチーフに超人的な力を持った(でも本人はそのことを知らずボンクラとして暮らしている)ジェシー・アイゼンバーグがふとした拍子で覚醒。襲いくる政府の軍人やスパイと戦う。個人的にはジョン・レグイザモがいかにもジョン・レグイザモ!という役で出てたのでそれだけで満足だったのと、「プレデターズ」でも一緒だったトファー・グレイスウォルトン・ゴギンズが再び悪役としてコンビ組むところも見どころ。

手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド

 スーパー戦隊VSシリーズ。南海キャンディーズ山里亮太が敵役として登場。意外と演技やアフレコが上手だった。

残穢 -住んではいけない部屋-

 映画観た後原作読んでその後死ぬほどここ数年でも深刻な体調不良に陥った。

-心霊衰弱の密かな愉しみ 残穢―住んではいけない部屋―

オデッセイ

 火星の「鉄腕DASH!」。マット・デイモンが火星に置き去りにされてしまった宇宙飛行士を演じる。基地の中にいも畑を作り、昔の機材を掘り起こし、サバイバルと地球への帰還を計る。その過程が面白く描かれていて深刻な部分もあるがどちらかと言うと楽しんで観れる作品。デイモン以外のキャストが比較的アメコミ映画出演者が多く、その流れで見るのも一興。ツイッター上で流れてきたマット・デイモンベン・アフレックの友情をネタにした感想が面白かった記憶。

ヘイトフル・エイト

 クエンティン・タランティーノ最新作。雪に閉ざされた馬宿で起きる疑心暗鬼の物語。今回は余計な会話があんまり無かった印象で、でも上映時間はいつもどおり長いので今までにまして人を選ぶ印象。ウォルトン・ゴギンズが大活躍します。