The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

それでも町は廻っているし僕は生きている(かろうじて) 通称”それ町僕生き”

 諸事情により久しぶりの記事更新。全然新作映画見てないの(見たい映画はたくさんあるんですよ!)と、「ザ・インタビューズ」の方に少しはまってしまってそちらを優先したりしていました。あちらは質問に答える形なので、基本自分語りなので楽ではあるんですよね〜。まあ有名人でもなんでもないのでそのうち途切れるとは思いますが。
 で、「それでも町は廻っている」の新巻9巻が出てたりしたので、時間軸上に並べるというのをやろうかと思ったら8巻が行方不明になっていて断念。

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている」は石黒正数による漫画。メイド喫茶「シーサイド」*1でバイトする嵐山歩鳥を中心に町内の日常をときにSF(少し不思議)だったりミステリーだったりを絡めながら描く人気漫画。断っておくと萌え要素はほとんどありません。僕は2巻が出たくらいに知ってそれからは毎月楽しみにしている作品。
 この漫画の特徴は時間軸が一律じゃないんですね。それに気付いたのは6巻第44話で歩鳥が髪を切って短くなった後、次のエピソードでは普通に戻っていたのに同じ6巻48話で再び髪の短い状態で登場して気付きました。それで以前から時間軸順にエピソードを並び替えて検証したいなあとは思っていたんです。
 で、色々相変わらず伏線はたくさん張ってあるんですよ、この漫画。例えば9巻最初(第66話)の放火魔の話では最初の犯行が「一年前の玉川河川敷」「このときは廃車が燃えた」と語られますが、これって1巻第10話のタケルとユキコが真田のとこでかまぼこ買った帰りにふらふらと煙に導かれ迷った時の話ですね。

一巻168Pより

九巻16Pより
それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

 このように非常に伏線の張り方が上手い作家さんでもあります。アニメ化もされてますね。
それでも町は廻っている 1 [Blu-ray]

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 アニメのほうは正直それほど素晴らしい出来ではなかったと思うけど、オープニングは最高でした!

 10巻が発売された時に改めて時間軸検証をやってみたいと思います。それまでには行方不明の8巻も見つかることでしょう!

インタビューも受付中!
http://theinterviews.jp/susahadeth/interview

*1:ばあちゃんの喫茶店がブームに乗ってメイド喫茶にしたもののメイド喫茶がどんなものか分からないので格好だけというもの