The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

番組作りは大変! 恋とニュースのつくり方

 実は「イップ・マン 序章」を見終わった時点で一番見たかった映画がレイチェル・マクアダムズ主演の「恋とニュースのつくり方」だった。「シャーロック・ホームズ」に出てたときはそれほど彼女に魅力を感じなかったのだが(あの映画はロバート・ダウニーJrとジュード・ロウを愛でる映画)、この映画に関して言えば最初に予告編を見た時から凄い彼女がキュートに見えてしょうがなかった。そして僕はこういったロマンスコメディも嫌いじゃないのだ。
 というわけで「恋とニュースのつくり方」を鑑賞。

物語

 ニュージャージーの地方局で朝のワイドショーのプロデューサーを務めるベッキーは突然解雇を言い渡される。再就職先は全国放送IBSの朝のワイドショー「デイブレイク」プロデューサー。しかしデイブレイクは老舗であるが視聴率もがた落ちの番組だった。ベッキーはてこ入れのためにピューリッツアー賞も受賞した伝説の報道キャスター、マイク・ポメロイを起用することを思いつく。しかしポメロイは「ワイドショーなど下らん」と拒否するのだった・・・

 
 とにかく主人公ベッキーを演じるレイチェル・マクアダムスが実にキュート。この手の作品では「キューティー・ブロンド」を越え、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ*1と並ぶ可愛さ。日本だと綾瀬はるか(僕にとっての日本を代表するコメディエンヌ)な感じだ。
 そのベッキーの恋人役にパトリック・ウィルソン。「オペラ座の怪人」の時はただの若いハンサム、という感じだったのだが「ウォッチメン」を経た最近はふてぶてしさも備わっていい性格俳優になりそう。同じTV局に務めているが担当番組が違うためベッキーとすれ違う。でもタイトルに反してこの映画それほど「恋」に重きを置いていない(原題は「Morning Glory」)。というかニュースの方もいわゆるニュース=報道とも違うんだよね。もう少しひろめに「情報」といった感じ。あくまで番組を作りながら頑張る女性を描いている。
 ハリソン・フォードが報道で数々の賞を手にした伝説のキャスターを演じている。彼は局と契約しているが現在担当番組を持っていない。「あんなもの報道じゃない」とワイドショーを嫌う。ダイアン・キートンは長年デイブレイクのキャスターを務めているが、若い二人の一方でこちらもカップルとして発展するのかも、と思ったのだがそんなことはなかった。でもこの二人の漫才(締めの「グッバイ」を譲らないとか)は非常に面白い。後はジェフ・ゴールドブラムとかが出てる。 
 ここから関係ない話題。ネット界隈では、「マスコミはくそだ」「今時地上波なんて見ない」とか言われて久しいわけだが、僕自身はどうしたわけか地上波のTV番組はよく見る。ニュースとかドラマとか。まあ、CSやケーブル見てたときは地上波見る暇などなかったけど、今はTVは地上波しかないからね。それでも「こんなのいらないだろ」と思うのもあってその代表はいわゆる「ワイドショー」だ。報道とワイドショーは完全に分けるべきだとも思う。
 個人的には今みたいに新番組を作り続ける必要はなく、報道などを除いては半年新作を放送したら次の半年はそれを再放送する、みたいな形にすればよいのにと思う。閑話休題
 
 劇中でベッキーは視聴率を上げるためにお天気キャスター(このお天気キャスターがいいキャラをしていて是非風見鶏に関する薀蓄を喋らせて上げたくなる)を絶叫マシーンに乗せるとか過激な方法で視聴者を煽る方法をとる。一方ポメロイは自らの手でスクープをものにする。だけどこれはどちらも副作用の高い方法だ。最後にポメロイは朝の情報番組にふさわしい方法を考える。自分を起用してくれたベッキーのために。

 ようはレイチェル・マクアダムスが可愛いってことだよ!

追記

 書き忘れたことがあったので追記。この作品、宣伝では「プラダを着た悪魔」のスタッフが贈る、とかそんな感じになってるしそれは至極まっとうな宣伝文句だと思うけど実は製作が「スター・トレック」「M:I:Ⅲ」の監督で「クローバーフィールド」「LOST」の製作者J・J・エイブラムスなんだよね。それで少しだけ劇中のニュースとかで「旅客機が行方不明になりました」とかスポンサーがタグアルト社とかそういうネタがあるかと期待しちゃった。そして結果、ありませんでした。ぎゃふん。

*1:新作はクリストファー・ノーラン監督の「Dark Knight Rises」でキャット・ウーマンらしいですね