ベスト映画落穂ひろい 補習 (500)日のサマー
年も明けたけど去年の補習です。
僕も参加させてもらった「空中キャンプ」さんの
で、堂々1位になったのが「(500)日のサマー」。これも公開当時気にはなっていたけど観に行かなかった物なので今回改めてみた次第。どうしてもSFホラーとか大作系を優先してしまうのでこういう小粒な良作は後回しにしてしまう。
この作品に関して言えばズーイー・デシャネルが出てた、というのは事前に知ってた。ズーイー嬢は「銀河ヒッチハイクガイド」に出てて素敵だと思った覚えがある(何かで知ったのだが素でSFオタクらしい)。それ以外は特に情報なしだったのだが見てみて驚いた。2010年の映画ベストに顔を並べた連中がたくさん出演している。
主人公のトムはコブラコマンダーことジョゼフ・ゴードン=レヴィット、そしてその妹にヒット・ガールことクロエ・グレース・モレッツ。上司役に「アイアンマン」シリーズのコールソン捜査官(クラーク・グレッグ)が出ている。コブラコマンダーは「インセプション」のアーサーといったほうが通りやすいかもしれないけどなんとなく彼のことはコブラコマンダーと呼びたい。
映画は建築家志望でグリーティング・カードのデザイナー、トムと同僚のサマーの500日を時間軸をこっちにずらしあっちにずらししながら追っていくものである。これよく見ると一方的にトムが惚れているだけなんだよね。サマーのほうは「貴方とは友達」と断言してる。ただ、それはセックスもあり、な関係なだけで。トムは彼女に運命を感じているけどサマーのほうはさっさと別の男に運命を感じちゃう。
まあ、趣味が合ったり少し優しくされちゃうとそれだけで勘違いする男はいつの世にもいるわけで。
話としては面白いけどその一方で極端に嫌いだ、という人もいる作品だと思う。僕としても面白いかったけど、これは僕のランキングに影響することはないかな。
一番好きなシーンはトムが道行く一般人とダンスしちゃうミュージカルに変わるシーン。「魔法にかけられて」とかでもああいうミュージカルっぽいシーンは好きだったりする。
後は(レンタルの)映像特典として入っていたコブラコマンダーが銀行強盗に来てなぜか受付のズーイー嬢とダンスを踊ってしまう短編が素敵だった。
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おまけ ニンジャ・アサシン
で、一緒に借りてきたのが「ニンジャ・アサシン」。すいません。どうしてもドラマだけ借りることが出来ずネタ的なものも一つは入れてしまうのです。
アクションは面白かったよ。ストーリーとかは全然だったけど。
僕は別に誤った日本描写(いわゆる国辱描写という奴)に腹立てたりすることはないんだけど(むしろもっとやれ)少し気になったのは(この作品に限らないが)「ライゾー(雷蔵)」などの古い日本名(勿論現代でも一般名になりうるがあんまり「雷蔵」と聞いて普通の一般人を連想する人は少ないだろう)と「アキラ」などの現代風日本名はごっちゃにしないで欲しいなあ、と。特にニンジャものとかだと尚更ね。どうせ国辱描写するなら調べた上で豪快にやって欲しいもの。
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