映画の公開前に予習復習をしておこう トロン
12月公開の「トロン・レガシー」の公開を前にその前作である「トロン」をレンタル。これ2ヶ月ぐらい前からずっとレンタル中だったのだがやっと借りれた。「レガシー」公開前に借りれて良かったよ。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: DVD
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電飾つけた人間がワイヤーフレームのCGを背景に演技してる
というもの。
なんとなくビジュアル的に「バーチャル・ウォーズ」(スティーブン・キング原作)と似たものなのかと思っていたのだが予想とは大分違った。
物語
エンコム社のプログラマー、ケビン・フリン(ジェフ・ブリッジズ)は自分のプログラムしたゲームのデータを同僚のデリンジャー(デヴィッド・ワーナー)盗まれ、場末のゲームセンターの店長をしている。夜な夜な証拠をさぐるべく会社のコンピューターにハッキングしているが管理プログラムMCP(マスター・コントロール・プログラム)の前にいつも阻まれてしまう。
あるときケビンのハッキングを知ったエンコム社の社員アランがゲームセンターを訪ねてくる。ケビンは直接エンコム社のコンピューターからアクセスさせてもらうように懇願。アランもまた会社の不正をさぐるべくプログラム・トロンを送り込むことを決意。
ケビンは直接本社からアクセスを開始するがそれを察知したMCPは開発途中の物質転送機を起動してケビンをコンピューターの内部、電子世界へ送り込んでしまう。そこはMCPの支配によるディストピア。ケビンはそこでアランそっくりのプログラム、トロンと出会う。
というわけでまんま人間がコンピューター世界に入り込む。電飾つけた人間は擬人化されたプログラムである。
ケビン以外は擬人化されたプログラムでユーザー(プログラムした人間化あるいはそれを使用する人間)そっくりな顔をしている。面白いのは支配するMCPはゾードンみたいな奴なのだが元がチェスのプログラムだけあって対決大好き。いろんなプログラムを戦わせたりしているが冒頭、会計用のプログラムがつれて来られるが戦略空軍にいたため猛者と間違われる、というのもあった。
で、肝心のCGだが、大友克広ちっくなバイク(デザインにはシド・ミードやメビウスが関わっている)などが出てくる。残念ながら当時の限界か重量感はなし。スピード感も一定で加速感はなし。またフルCGではなく実際は手書きアニメーションも多いらしい。当時のスタッフにティム・バートンがいます。新作の「レガシー」では音響もあってか予告編を見た限りだと重量感もスピード感もあるけれど。
新作「トロン・レガシー」
新作は最初リメイクかと思ったのだが(というより「エスケープ・フロム・LA」みたいな続編とリメイクの中間みたいなやつ)どうやら明確な続編のようでジェフ・ブリッジズがそのままケビン・フリン役で出ている。勿論、CG表現は28年経って段違いに進歩しているので予告編を見る限り凄そうである。まあ、数年前の「スパイダーマン」や「マトリックス」だって当時は驚いたけど今見ると微妙にCG表現が荒く見えたりするからねえ。28年も経ってればそりゃ凄いものを見せてくれるでしょう!
凱旋門風の駆除プログラムとか基本デザインそのままにデティールアップしているなあ。
個人的には最初の予告編を見たときに「これぞIMAX3Dでやるべき映画!」と思ったので楽しみである。
- アーティスト: (オリジナル・サウンドトラック),ダフト・パンク(音楽)
- 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
- 発売日: 2010/12/15
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