The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

タダほど高いものはない ナイト&デイ

 映画館のポイントが溜まりに溜まって、なかなか使う機会がなかった*1んだけど、「ナイト&デイ」の先行公開があったのでポイントによるタダ券を使って鑑賞。
 で、時間が夕方遅くだったため、劇場の二輪駐車場の追加料金¥200をケチるため、他の場所でそれまでの時間を潰そうと思って普段使わない道に右折したらそこが右折禁止で警官(婦人警官!若い!美人!スタイル良かった!)に捕まってしまった。いや、確かに僕が悪いんだよ。でも工事現場の誘導に乗ってしまった部分もあるし、初めての交通違反だし、特に迷惑をかけているわけでもないのに罰金¥5,000は高くない?2点の違反はともかくこの時期に¥5,000の出費は痛いよ。説教なら幾らでも聴くけど。以上言い訳でした。
 で、何とか自分を納得させるため、定価¥5,229がメーカー割引で50%OFFされて、¥2615になり、さらに店のバーゲンで半額¥1,308になっていたDVDを購入。これを定価で買った、と自分に言い聞かせて罰金の−¥5,000を相殺。さらに実際に商品に払った¥1,308は本来タダだったはずの映画代ということで何とか自分を納得させたのだった。ちなみに買った商品は「SMALLVILLEヤング・スーパーマン1stシーズンSET2」(SET1は既に購入済み)。

SMALLVILLE / ヤング・スーパーマン 〈ファースト〉 セット2 [DVD]

SMALLVILLE / ヤング・スーパーマン 〈ファースト〉 セット2 [DVD]

 ところで前から疑問だったんだけど「ヤング・スーパーマン」だとスモールヴィル(カンザス州)とメトロポリス(多分ニューヨーク辺り)の位置関係が凄く近くない?

ナイト&デイ

 で、そんな高くついた映画はトム・クルーズキャメロン・ディアス主演「ナイト&デイ」
 ちなみにこの日(10/6)は「トム・クルーズの日」らしいですね。
注意!この先多分ネタばれがあると思いますが、これは先行上映を見た段階で感想です!

 僕の映画鑑賞歴からすると少し異色、かなりライトなアクション・コメディ。

 平凡な女性ジューンはボストンに戻る途中の飛行機でハンサムガイ、ロイ・ミラーと出会う。ところがジューンがトイレに行っている間にロイはその他の乗客、乗務員をすべて殺してしまう。不時着した後、ロイはジューンに薬を飲ませ言い含める。
「安全に気をつけろ」
 目覚めるとそこは自分の部屋。ジューンは謎の組織に拉致されてしまうがそこに再びロイが現れた。彼はいったい何者なのか?そして真実を言っているのは誰だ?

 とにかく軽い。最近の主流のリアルで痛いアクション映画とは別の徹頭徹尾ファンタジーな一本。トムのアクションはとにかくポーズきめきめだし汗臭さをまったく感じない。例えば銃弾をよけたりするシーンの後、突然告白シーンみたいなのになるのだが、その時は銃弾の雨の中堂々と正面向いてるのに被弾することはない。最近だと「特攻野郎Aチーム」が荒唐無稽という意味で似てるかもしれないがあちらにはこの作品の何倍もの汗と埃に溢れていた。
 完全なスター映画でトムとキャメロン・ディアス以外はよく知らないキャストばかり(後でサイモン役が「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノだと知った。I Drink Your Milkshake!)トムは過去に演じた「ミッション・インポッシブル」のイーサン・ハントと「コラテラル」の殺し屋を合わせたような感じ。
 キャメロン・ディアスは相変わらずチャーミングなのだが、正直老けたなあ、という印象もある。アップで笑うとかなり口元のしわが目立ち年取った印象を与える。元々顔だけだと美人というよりは可愛いタイプだと思うので余計に目立つかな。「スリラー」のPVでゾンビ化したマイケルを思わせるときがある。それを差し置いても魅力的ではあるけどね。関係ないけど「マスク」で彼女が注目された時、正直これ一作だけでしばらくしたら消えるだろう、と思っていた。その不明をここに陳謝いたします。
 
 前半はトムがキャメロンを引っ張りまわす話なのだが、後半は逆。キャメロンが積極的にトムを連れまわす。
 ま、マクガフィンとして永久電池とその開発者の高校生(サイモン)を巡る話なのだがこんなのあってないようなもので基本的にはトムとキャメロンのカップルを愛でる映画だと思う。あくまでアクションコメディ。サスペンスやバイオレンス描写を期待してはいけない(ないわけではない)。
 ところでロイの本名の苗字が「ナイトKnight」であることが判明したとき僕は即座に「ナイトライダー」のデヴィッド・ハッセルホフが頭に上がっってしまった。タイトル「ナイト&デイKNIGHT AND DAY」のナイトのほうはトムを指すわけ*2だが、ではデイのほうがキャメロンを指すはずだが僕が見逃したのかそのようなことが語られることはなかった(ジューンの苗字はヘイブンズ、HAVENS=避難所とかいう意味)。
 
 そして映画を見て帰る途中、今度は信号でトラックの運転手に怒鳴られた。これは僕が悪いのか不明だが、散々な一日だった。ぎゃふん。

 次は「エクスペンダブルズ」をみてこの憂さを発散するのだ!
 別にこの作品がダメというわけではないよ。
 それにしても罰金5000円は未だに納得いかないぜ!(反省はしてます)

*1:主にレイトショーや映画の日を利用したりするため。後IMAXや3D映画はポイントによるタダ券対象外な為

*2:本名のナイトと女性を守る騎士をかけている