宗教を笑い飛ばせ!!
先週、今週と「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」はコメディアン、ビル・マーがいろんな宗教を笑い飛ばす「レリギュラス Religulous」。
この手の宗教関係のドキュメンタリー映画が紹介されるのも、もう3度目ぐらいだろうけどそれだけネタは尽きないんだろう。
まあ、基本的に信じてる人に「その教えは間違ってるぞ!おまえんとこの神話は矛盾してる!」なんていうのは野暮だと思う。むしろ自分で信じる分はいいけど他人押し付けるな、と言うべきなんだろう。
ところでこういう笑い飛ばす姿勢はいいですね。笑われたほうも信じているなら気にせず互いに笑い飛ばして欲しいもの。
そしてできればこの調子で多神教にも突っ込んで欲しかった。そりゃ一神教は矛盾の塊だけど多神教だって大差ないもの。日本だってアメリカほどではないにせよ祭政一致具合は酷いもんなあ。平気で神の国とか言っちゃたりしてるし*1。日本には「日系○○人」は想像できても「○○系日本人」がいるということを想像できない人が多すぎる!
さて、この映画に便乗して昔から僕がよく使う小噺を一つ。
科学者は言う「人間はサル*2から進化した」と。
聖書いわく「神は己に似せて人間を作られた」。
そして日本にはキリスト同様処女懐胎で生まれた、と言う伝説を持つ英雄がいる。
彼は天下を取ったがその姿はまるでお猿のようだったという*3。
これらを矛盾せず結びつけることができるだろうか?
答え:神様はサル(あるいはサル似)
お粗末。